史学科 卒業生インタビュー(中里 桃子さん)
独立行政法人日本芸術文化振興会 勤務 2022年度文学部史学科卒業
2026/07/13
史学科
OVERVIEW
研究を通して養った考える力はどんな場面にも通用する。
現地調査での情報や視点が研究の質を高めた。
高校時代から社会科が得意で、歴史や文化に関心を持っていたことから史学科に進学。史学科の中でも、文献だけでなく現地調査を重視する超域文化学専修にひかれました。学芸員課程の授業で耳にしたトルコ文化の話がきっかけとなり、地域を越えて文化を捉える面白さを知ったことが専修選択の決め手です。
毎週のゼミ活動では、さまざまな意見、指摘をそのまま取り入れるのではなく、一度受け止めて自分で考えることの大切さを学びました。また、実際に現地を見ることを後押ししてくれる先生が多く、大学院では奨学金制度を活用し、イギリスとトルコでの調査を実施しました。研究対象である19世紀オスマン帝国の画集を実物で確認し、写真では分からなかった色彩や描写の細部、保存状態まで観察できた経験は、研究の質を大きく高めてくれました。現地の建物や距離感を体感したことで、絵に描かれた世界を立体的に理解できるようになったと感じています。
現在は、日本の伝統芸能や現代舞台芸術の保存や振興、普及を担う組織で働いています。組織全体の統括を担う部署で、新規事業の立ち上げや報告資料の作成に携わっています。外部からどう見られるかを意識しながら、組織の取り組みを言葉やデータで伝える仕事では、大学で培った「外から文化を捉える視点」や、様々な意見に対しても一度立ち止まり、考え直す姿勢が活きています。立教大学で広げた視野と主体的に学ぶ姿勢を土台に、これからも文化を社会へ伝える役割を果たしていきたいです。
高校時代から社会科が得意で、歴史や文化に関心を持っていたことから史学科に進学。史学科の中でも、文献だけでなく現地調査を重視する超域文化学専修にひかれました。学芸員課程の授業で耳にしたトルコ文化の話がきっかけとなり、地域を越えて文化を捉える面白さを知ったことが専修選択の決め手です。
毎週のゼミ活動では、さまざまな意見、指摘をそのまま取り入れるのではなく、一度受け止めて自分で考えることの大切さを学びました。また、実際に現地を見ることを後押ししてくれる先生が多く、大学院では奨学金制度を活用し、イギリスとトルコでの調査を実施しました。研究対象である19世紀オスマン帝国の画集を実物で確認し、写真では分からなかった色彩や描写の細部、保存状態まで観察できた経験は、研究の質を大きく高めてくれました。現地の建物や距離感を体感したことで、絵に描かれた世界を立体的に理解できるようになったと感じています。
現在は、日本の伝統芸能や現代舞台芸術の保存や振興、普及を担う組織で働いています。組織全体の統括を担う部署で、新規事業の立ち上げや報告資料の作成に携わっています。外部からどう見られるかを意識しながら、組織の取り組みを言葉やデータで伝える仕事では、大学で培った「外から文化を捉える視点」や、様々な意見に対しても一度立ち止まり、考え直す姿勢が活きています。立教大学で広げた視野と主体的に学ぶ姿勢を土台に、これからも文化を社会へ伝える役割を果たしていきたいです。
今のわたしを作る、この一冊。
オリエンタリズムという概念についてさまざまな文学作品を材料に研究された名著です。イスラームや中東に関心がある方にはぜひ読んでほしい一冊です。
オリエンタリズム
エドワード・W.サイード 著、今沢 紀子 訳、板垣 雄三、杉田 英明 監
平凡社/1993年6月発行
オリエンタリズム
エドワード・W.サイード 著、今沢 紀子 訳、板垣 雄三、杉田 英明 監
平凡社/1993年6月発行
※本記事は「文学部 学部案内2027」をもとに再構成したものです。
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
プロフィール
PROFILE
中里 桃子さん
2022年度 文学部史学科卒業