図書案内 ~専任教員の出版物からフランス文学専攻
ヴレマン? 文法を深めながら発見するフランス14章 Vraiment ? 14 leçons pour découvrir la France
Liliane LATTANZIO(著)、澤田直(著)
三修社 (2017/02)
フランス文化に親しみながら,中級フランス語を身につける
CEFR A2レベルのエッセイを読む
・辞書を引きながら,自力である程度のレベルの文章を読みこなすことを目指した中級教材です。 読解力を高めるとともに,フランス語の発音を再確認しながら語彙力を強化し,文法を復習しながら総合的な力を身につけます。
三修社 (2017/02)
フランス文化に親しみながら,中級フランス語を身につける
CEFR A2レベルのエッセイを読む
・辞書を引きながら,自力である程度のレベルの文章を読みこなすことを目指した中級教材です。 読解力を高めるとともに,フランス語の発音を再確認しながら語彙力を強化し,文法を復習しながら総合的な力を身につけます。
男性支配
ピエール・ブルデュー(著)、坂本さやか(訳)、坂本浩也(訳)
藤原書店 (2017/01)
男性優位の社会秩序がなぜ“自然”なものとされてきたのか? 全世界に最も影響を与えた社会学者であり思想家ブルデューによる、唯一の“ジェンダー”論。
アルジェリア・カビリア伝統社会と、ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』。一見唐突に見える二つの事例の精緻な分析を通して、男性を女性の優位におく社会秩序(男性支配)が、「なぜ“自然”なものとされてしまうのか」、その客観化に取り組み、象徴暴力としての「男性支配」のありようを暴き出す。
藤原書店 (2017/01)
男性優位の社会秩序がなぜ“自然”なものとされてきたのか? 全世界に最も影響を与えた社会学者であり思想家ブルデューによる、唯一の“ジェンダー”論。
アルジェリア・カビリア伝統社会と、ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』。一見唐突に見える二つの事例の精緻な分析を通して、男性を女性の優位におく社会秩序(男性支配)が、「なぜ“自然”なものとされてしまうのか」、その客観化に取り組み、象徴暴力としての「男性支配」のありようを暴き出す。
終わりなきデリダ ハイデガー、サルトル、レヴィナスとの対話
齋藤元紀(編)、澤田直(編)、渡名喜庸哲(編)、西山雄二(編)
法政大学出版局 (2016/11)
若きデリダはサルトルの書物に魅了され、高等師範学校の講師としてハイデガー講義をおこない、レヴィナス論を執筆した。デリダは彼らの思想をいかに読み、いかに論じたのか。動物、現前、実存、贈与、他者、文学、弁証法、ユダヤ性ほか現代哲学をつらぬく主題をめぐり強靱な思考を展開した四者の思想的布置を気鋭の研究者たちが考察する。デリダの講演「出来事を語ることのある種の不可能な可能性」を収録。
法政大学出版局 (2016/11)
若きデリダはサルトルの書物に魅了され、高等師範学校の講師としてハイデガー講義をおこない、レヴィナス論を執筆した。デリダは彼らの思想をいかに読み、いかに論じたのか。動物、現前、実存、贈与、他者、文学、弁証法、ユダヤ性ほか現代哲学をつらぬく主題をめぐり強靱な思考を展開した四者の思想的布置を気鋭の研究者たちが考察する。デリダの講演「出来事を語ることのある種の不可能な可能性」を収録。
論集 蓮實重彦
工藤庸子(編)、菅谷憲興(著)他
羽鳥書店 (2016/07)
『監督 小津安二郎』、『「ボヴァリー夫人」論』、『伯爵夫人』の著者は何者なのか? 27名の「非嫡出子」による蓮實重彦論。
羽鳥書店 (2016/07)
『監督 小津安二郎』、『「ボヴァリー夫人」論』、『伯爵夫人』の著者は何者なのか? 27名の「非嫡出子」による蓮實重彦論。
共にあることの哲学 —— フランス現代思想が問う〈共同体の危険と希望〉1 理論編
岩野卓司(編)、澤田直(著)他
書誌心水 (2016/04)
格差と分断の危機に瀕する現代世界を根本的に問う
澤田直・岩野卓司・湯浅博雄・合田正人・増田一夫・坂本尚志・藤田尚志による、サルトル・バタイユ・レヴィナス・ブランショ・ナンシー・デリダ・フーコー・ドゥルーズをめぐる共同体論。21世紀の世界で人間が共にあることの意味と困難と可能性を、フランス現代思想ならではの根源的な視点から問い直す。
書誌心水 (2016/04)
格差と分断の危機に瀕する現代世界を根本的に問う
澤田直・岩野卓司・湯浅博雄・合田正人・増田一夫・坂本尚志・藤田尚志による、サルトル・バタイユ・レヴィナス・ブランショ・ナンシー・デリダ・フーコー・ドゥルーズをめぐる共同体論。21世紀の世界で人間が共にあることの意味と困難と可能性を、フランス現代思想ならではの根源的な視点から問い直す。
ポケットマスターピース07 フローベール
堀江敏幸(編)、菅谷憲興(編集協力、訳)
集英社文庫 (2016/04)
収録内容
十一月/ボヴァリー夫人(抄)/サランボー(抄)/
ブヴァールとペキュシェ(抄)/書簡選
集英社文庫 (2016/04)
収録内容
十一月/ボヴァリー夫人(抄)/サランボー(抄)/
ブヴァールとペキュシェ(抄)/書簡選
主体性とは何か
ジャン=ポール・サルトル(著)、澤田直(訳)、水野浩二(訳)
白水社 (2015/10.)
実存主義哲学者としてはもちろん「左翼」の精神的支柱として有名な著者による、待望の新刊。
サルトルが一九六一年の十二月にローマのグラムシ研究所で行なった講演(「マルクス主義と主体性」)がついに刊行された。フランス語では長らく未刊であったが、講演のみならず、その後の討議録もあわせて収録(フレドリック・ジェイムソンによる巻末の解説も秀逸)。
サルトルは、一九四〇年代の後半に『存在と無』にもとづいて具体的倫理学を構想したものの、頓挫し、その草稿は『倫理学ノート』の形で残された。一方、一九六〇年に刊行された『弁証法的理性批判』第一巻における歴史や社会に関する基礎的考察を経て、一九六〇年代に入って構想されたのが「第二の倫理学」であり、『主体性とは何か』は、その序論部分に相当するものといえる。マルクス主義においては客観性が重視され、主体性が蔑ろにされがちだが、各人の行為において重要なのは「主体性の問題」であるというのがサルトルの基本的スタンスであり、本書では、仮想敵としてルカーチをとりあげてゆく——。
マルクス主義哲学からバタイユやドゥルーズの問題系へとつながる、主体性をめぐる幻の講演録!
白水社 (2015/10.)
実存主義哲学者としてはもちろん「左翼」の精神的支柱として有名な著者による、待望の新刊。
サルトルが一九六一年の十二月にローマのグラムシ研究所で行なった講演(「マルクス主義と主体性」)がついに刊行された。フランス語では長らく未刊であったが、講演のみならず、その後の討議録もあわせて収録(フレドリック・ジェイムソンによる巻末の解説も秀逸)。
サルトルは、一九四〇年代の後半に『存在と無』にもとづいて具体的倫理学を構想したものの、頓挫し、その草稿は『倫理学ノート』の形で残された。一方、一九六〇年に刊行された『弁証法的理性批判』第一巻における歴史や社会に関する基礎的考察を経て、一九六〇年代に入って構想されたのが「第二の倫理学」であり、『主体性とは何か』は、その序論部分に相当するものといえる。マルクス主義においては客観性が重視され、主体性が蔑ろにされがちだが、各人の行為において重要なのは「主体性の問題」であるというのがサルトルの基本的スタンスであり、本書では、仮想敵としてルカーチをとりあげてゆく——。
マルクス主義哲学からバタイユやドゥルーズの問題系へとつながる、主体性をめぐる幻の講演録!
嘘の思想家ルソー
桑瀬章二郎
岩波書店 (2015/10.)
世の常識を揺るがすその思想と行動のゆえに,ときに「偽の思想家」と非難されるルソーは,真理への誠実をモットーとして,嘘について独自の考察を重ねた思想家だった.知識人の嘘,政治における嘘,子供の嘘,女の嘘….「嘘」という視点から主要著作を読み直し,先鋭的でラディカルな思考の軌跡を描き出す.
岩波書店 (2015/10.)
世の常識を揺るがすその思想と行動のゆえに,ときに「偽の思想家」と非難されるルソーは,真理への誠実をモットーとして,嘘について独自の考察を重ねた思想家だった.知識人の嘘,政治における嘘,子供の嘘,女の嘘….「嘘」という視点から主要著作を読み直し,先鋭的でラディカルな思考の軌跡を描き出す.
西洋中世奇譚集成 魔術師マーリン
ロベール・ド・ボロン (著), 横山 安由美 (翻訳)
講談社 (2015/07)
中世で最も有名な魔法使いマーリンの、13世紀フランス語原典の本邦初訳です。本書はラテン語で書かれたジェフリー・オヴ・モンマスの『ブリタニア列王史』を独自のかたちで発展させ、マーリンの誕生からアーサー王の戴冠までを描く一大スペクタクルです。
母親が睡眠中に夢魔に犯されて生まれたマーリンは、悪魔から過去の知恵を、神から未来を見通す力を授かり、全治全能の予言者として歴代のブリトン人の王を助け、異民族の侵入からブリタニアを護ります。マーリンが変身の魔法を駆使した、アーサー誕生の秘密に始まり、「この剣を抜く者は王になるだろう」と書かれた聖剣をうら若きアーサーが抜く感動的なクライマックスまで、アーサー王伝説にとって重要な多くのモチーフが含まれています。
本書の最大の特徴は、聖杯伝説をアーサー王物語に組みこんだことです。本物の聖血を含んだ最後の晩餐の容器がヨーロッパに伝わり、選ばれた騎士たちに守護されてゆく——このようなマーリンのお膳立ては、中世における聖杯物語の大流行のきっかけとなりました。
講談社 (2015/07)
中世で最も有名な魔法使いマーリンの、13世紀フランス語原典の本邦初訳です。本書はラテン語で書かれたジェフリー・オヴ・モンマスの『ブリタニア列王史』を独自のかたちで発展させ、マーリンの誕生からアーサー王の戴冠までを描く一大スペクタクルです。
母親が睡眠中に夢魔に犯されて生まれたマーリンは、悪魔から過去の知恵を、神から未来を見通す力を授かり、全治全能の予言者として歴代のブリトン人の王を助け、異民族の侵入からブリタニアを護ります。マーリンが変身の魔法を駆使した、アーサー誕生の秘密に始まり、「この剣を抜く者は王になるだろう」と書かれた聖剣をうら若きアーサーが抜く感動的なクライマックスまで、アーサー王伝説にとって重要な多くのモチーフが含まれています。
本書の最大の特徴は、聖杯伝説をアーサー王物語に組みこんだことです。本物の聖血を含んだ最後の晩餐の容器がヨーロッパに伝わり、選ばれた騎士たちに守護されてゆく——このようなマーリンのお膳立ては、中世における聖杯物語の大流行のきっかけとなりました。
サルトル読本
澤田 直 (編集)
法政大学出版局 (2015/03)
実存主義の哲学者、小説や戯曲の作家、そして行動する知識人として様々な活動を行ったサルトル。ドゥルーズ、レヴィナス、ボーヴォワール、ハイデガー、バタイユ、ラカン、フェミニズム、ポストコロニアル、エコロジーなど多方面にわたる影響関係、再評価されるイマージュ論や、晩年の『倫理学ノート』など最新の研究も紹介し、いまなおアクチュアルに読み継がれるその全体像を明らかにする。
法政大学出版局 (2015/03)
実存主義の哲学者、小説や戯曲の作家、そして行動する知識人として様々な活動を行ったサルトル。ドゥルーズ、レヴィナス、ボーヴォワール、ハイデガー、バタイユ、ラカン、フェミニズム、ポストコロニアル、エコロジーなど多方面にわたる影響関係、再評価されるイマージュ論や、晩年の『倫理学ノート』など最新の研究も紹介し、いまなおアクチュアルに読み継がれるその全体像を明らかにする。
プルーストの黙示録 —— 『失われた時を求めて』と第一次世界大戦
坂本 浩也 (著)
慶應義塾大学出版会 (2015/03)
プルーストは「大災厄」をいかに描いたか?「戦争文学」としての『失われた時を求めて』第一次世界大戦中、銃後にとどまったマルセル・プルーストは、新聞七紙を購読しながら、ライフワークの執筆をつづけていた。終息の見えない戦況を目の当たりにした作家は、愛国的なプロパガンダに従事するのでもなく、反戦活動をおこなうのでもなく、長大な小説の終盤に、進行中の「戦争」を取り込むことを選択した。そのときプルーストはどのような問題意識を抱え、どのようにして言論界への批評的介入を試みたのか?同時代につくられた戦争の表象の総体をあらわす「戦争文化」という観点から、『失われた時を求めて』を読みなおし、プルーストの政治的・社会的・美学的ポジションを再定義する意欲作。
慶應義塾大学出版会 (2015/03)
プルーストは「大災厄」をいかに描いたか?「戦争文学」としての『失われた時を求めて』第一次世界大戦中、銃後にとどまったマルセル・プルーストは、新聞七紙を購読しながら、ライフワークの執筆をつづけていた。終息の見えない戦況を目の当たりにした作家は、愛国的なプロパガンダに従事するのでもなく、反戦活動をおこなうのでもなく、長大な小説の終盤に、進行中の「戦争」を取り込むことを選択した。そのときプルーストはどのような問題意識を抱え、どのようにして言論界への批評的介入を試みたのか?同時代につくられた戦争の表象の総体をあらわす「戦争文化」という観点から、『失われた時を求めて』を読みなおし、プルーストの政治的・社会的・美学的ポジションを再定義する意欲作。
家(うち)の馬鹿息子4
ジャン=ポール・サルトル(著)、澤田直 他(訳)
人文書院 (2015/02.)
最悪への受動的同意として始まった神経の発作。父親殺しとしての病気と「負けるが勝ち」による文学への道程
目次
第三部 エルベノンまたは最後の螺旋
Ⅰ 緊急事態に対する直接の否定的かつ戦術的回答とみなされる「転落」
一 事件
二 ギュスターヴの診断
三 回答としての神経症受動的決意としての思いこみ/<転落>の状況/刺激/神経症と壊死/ヒステリー性アンガージュマン/退行としての神経症/「父親殺し」としてのフローベールの病気
Ⅱ 後に続く事実に照らして、肯定的な戦略と見なされる発作、もしくは楽観主義への回心としての「負けるが勝ち」
四 合理化された「負けるが勝ち」第三の基体/合理化された「負けるが勝ち」に関するいくつかの注記/三つの基体の弁証法
五 「負けるが勝ち」の現実の意味四五年から四七年のギュスターヴ・フローベール/奇跡の待機としての「負けるが勝ち」/「芸術はぼくに恐怖を与える」/「……魂の神よ! 我に力と希望を与えたまえ!」/「彼を天へ連れて行く我らの主イエス……」
人文書院 (2015/02.)
最悪への受動的同意として始まった神経の発作。父親殺しとしての病気と「負けるが勝ち」による文学への道程
目次
第三部 エルベノンまたは最後の螺旋
Ⅰ 緊急事態に対する直接の否定的かつ戦術的回答とみなされる「転落」
一 事件
二 ギュスターヴの診断
三 回答としての神経症受動的決意としての思いこみ/<転落>の状況/刺激/神経症と壊死/ヒステリー性アンガージュマン/退行としての神経症/「父親殺し」としてのフローベールの病気
Ⅱ 後に続く事実に照らして、肯定的な戦略と見なされる発作、もしくは楽観主義への回心としての「負けるが勝ち」
四 合理化された「負けるが勝ち」第三の基体/合理化された「負けるが勝ち」に関するいくつかの注記/三つの基体の弁証法
五 「負けるが勝ち」の現実の意味四五年から四七年のギュスターヴ・フローベール/奇跡の待機としての「負けるが勝ち」/「芸術はぼくに恐怖を与える」/「……魂の神よ! 我に力と希望を与えたまえ!」/「彼を天へ連れて行く我らの主イエス……」
甘い漂流
ダニー・ラフェリエール(著)、小倉和子(訳)
藤原書店 (2014/08)
『帰還の謎』がケベックからハイチへの三三年ぶりの「帰還」を主題にした自伝的小説であるのに対して、本書は、話者が一九七六年にモンレアルに到着した直後の一年間の所感を綴ったもので、作家ラフェリエールの原点といってもよい。ダニー・ラフェリエールはモンレアルに移住する前、ジャン=クロード・デュヴァリエによる独裁政権が続くハイチの首都ポルトープランスで、反対派の急先鋒『プチ・サムディ・ソワール』紙のジャーナリストをしていた。一九七六年夏、同僚が秘密警察員に暗殺され、自らもブラックリストに載っていることを知ると、急遽国外脱出を図る。二十三歳のときのことだった。
藤原書店 (2014/08)
『帰還の謎』がケベックからハイチへの三三年ぶりの「帰還」を主題にした自伝的小説であるのに対して、本書は、話者が一九七六年にモンレアルに到着した直後の一年間の所感を綴ったもので、作家ラフェリエールの原点といってもよい。ダニー・ラフェリエールはモンレアルに移住する前、ジャン=クロード・デュヴァリエによる独裁政権が続くハイチの首都ポルトープランスで、反対派の急先鋒『プチ・サムディ・ソワール』紙のジャーナリストをしていた。一九七六年夏、同僚が秘密警察員に暗殺され、自らもブラックリストに載っていることを知ると、急遽国外脱出を図る。二十三歳のときのことだった。
Bouvard et Pécuchet : Archives et Interprétation
Anne Herschberg Pierrot, Jacques Neefs, Norioki Sugaya その他
Éditions nouvelles Cécile Defaut (2014/01)
Présenté sous la forme d’un colloque, ce projet aura pour objet de réfléchir sur le devenir des archives flaubertiennes, sur la dimension philosophique et épistémologique de Bouvard et Pécuchet, sur sa relation à l’histoire des sciences, et sur la fécondité de cette œuvre pour la création contemporaine.
Éditions nouvelles Cécile Defaut (2014/01)
Présenté sous la forme d’un colloque, ce projet aura pour objet de réfléchir sur le devenir des archives flaubertiennes, sur la dimension philosophique et épistémologique de Bouvard et Pécuchet, sur sa relation à l’histoire des sciences, et sur la fécondité de cette œuvre pour la création contemporaine.
危険な関係 (エクス・リブリス・クラシックス)
ラクロ (著), 桑瀬 章二郎 (翻訳), 早川 文敏 (翻訳)
白水社 (2014/01)
誘惑、凌辱、そして恋…革命前夜のフランス上流社交界を舞台に繰り広げられる、誘惑者と恋する者の心理戦。「征服すること」を自らの使命とした男女二人の誘惑者のパワーゲーム。快楽か情熱か、征服かそれとも破滅か?フランス恋愛小説の白眉、待望の新訳。
白水社 (2014/01)
誘惑、凌辱、そして恋…革命前夜のフランス上流社交界を舞台に繰り広げられる、誘惑者と恋する者の心理戦。「征服すること」を自らの使命とした男女二人の誘惑者のパワーゲーム。快楽か情熱か、征服かそれとも破滅か?フランス恋愛小説の白眉、待望の新訳。
フランス中世文学名作選
松原秀一(編), 天沢退二郎(編), 原野昇(編), 横山安由美(訳)
白水社 (2013/09)
アーサー王、聖杯、トルバドゥールなど、フランス中世文学の重要な分野・作家・作品群を新たな視点から収録。本邦初訳。
白水社 (2013/09)
アーサー王、聖杯、トルバドゥールなど、フランス中世文学の重要な分野・作家・作品群を新たな視点から収録。本邦初訳。
Le Cercle de Marcel Proust
Jean-Yves Tadié(編著), 坂本浩也(著)他
Honoré Champion (2013/02)
Tous les lecteurs de la correspondance et de la biographie de Marcel Proust le savent, la quantité de ses amis, leur diversité est considérable. Ce contempteur de l’amitié a su s’assurer l’affection, la fidélité d’hommes et de femmes appartenant à toutes les classes et à tous les milieux sociaux. Grâce à ce cercle, la renommée d’un Proust encore peu connu s’étendait de bouche à ore ille.
Grâce à lui, il était soutenu comme le leader d’une équipe du Tour de France par ses coéquipiers, qui se dévouaient jour et nuit pour lui.
Tous ces visages méritent d’être ressuscités pour mieux comprendre Proust, sa vie, son oeuvre, son temps. Certains ont beau être contre Sainte-Beuve : lorsqu’il avait recréé « Chateaubriand et son groupe littéraire », il ne s’était pas trompé.
Honoré Champion (2013/02)
Tous les lecteurs de la correspondance et de la biographie de Marcel Proust le savent, la quantité de ses amis, leur diversité est considérable. Ce contempteur de l’amitié a su s’assurer l’affection, la fidélité d’hommes et de femmes appartenant à toutes les classes et à tous les milieux sociaux. Grâce à ce cercle, la renommée d’un Proust encore peu connu s’étendait de bouche à ore ille.
Grâce à lui, il était soutenu comme le leader d’une équipe du Tour de France par ses coéquipiers, qui se dévouaient jour et nuit pour lui.
Tous ces visages méritent d’être ressuscités pour mieux comprendre Proust, sa vie, son oeuvre, son temps. Certains ont beau être contre Sainte-Beuve : lorsqu’il avait recréé « Chateaubriand et son groupe littéraire », il ne s’était pas trompé.
ジャン=リュック・ナンシー 分有のためのエチュード
澤田直(著)
白水社 (2013/01)
カント、ヘーゲル、ハイデガーなど歯ごたえのある哲学者たちと格闘しながら、〈共同体〉〈自由〉〈正義〉といった伝統的な問題系を正統的に引き継ぎつつ、常にアクチュアルな事象や映画・音楽・美術・ダンスにもしなやかに接合する、現代最高の哲学者ナンシー。デリダ亡き後、フランス思想界で最もその発言が注目される人である。これまで発表された大小合わせて六十以上の著作のうち、半分近くが訳されるほど日本における関心や人気は高いが、彼のテクストを読み解くことは、決して容易くはない。本書は、ナンシーの思考や文体(むしろ彼独特の言葉の感覚と言おうか)の特徴を鮮やかに分析し、その「手強さ」の所以を明らかにする。
白水社 (2013/01)
カント、ヘーゲル、ハイデガーなど歯ごたえのある哲学者たちと格闘しながら、〈共同体〉〈自由〉〈正義〉といった伝統的な問題系を正統的に引き継ぎつつ、常にアクチュアルな事象や映画・音楽・美術・ダンスにもしなやかに接合する、現代最高の哲学者ナンシー。デリダ亡き後、フランス思想界で最もその発言が注目される人である。これまで発表された大小合わせて六十以上の著作のうち、半分近くが訳されるほど日本における関心や人気は高いが、彼のテクストを読み解くことは、決して容易くはない。本書は、ナンシーの思考や文体(むしろ彼独特の言葉の感覚と言おうか)の特徴を鮮やかに分析し、その「手強さ」の所以を明らかにする。
新編、不穏の書、断章
フェルナンド・ペソア(著)、澤田直(編訳)
平凡社ライブラリー (2013/01)
「フェルナンド・ペソアの書くものは、実名と異名と呼びうる二つの作品のカテゴリーに属している。…異名による作品は作者の人格の外にある。」—別の名と別の人格をもつ書き手たちの作品群が、ペソアという文学の場で、劇的な空間を開いている。20世紀の巨匠たちの列に最後に加わったポルトガル詩人、ソアレス名義『不穏の書』と、本人名義と複数の異名者の断章を旧版を大きく増補・改訂した新編集で。
平凡社ライブラリー (2013/01)
「フェルナンド・ペソアの書くものは、実名と異名と呼びうる二つの作品のカテゴリーに属している。…異名による作品は作者の人格の外にある。」—別の名と別の人格をもつ書き手たちの作品群が、ペソアという文学の場で、劇的な空間を開いている。20世紀の巨匠たちの列に最後に加わったポルトガル詩人、ソアレス名義『不穏の書』と、本人名義と複数の異名者の断章を旧版を大きく増補・改訂した新編集で。
現代社会学事典
大澤真幸(編)澤田直(著)
弘文堂 (2012/12)
社会学は、社会をリアルに映し出します。冷戦構造の崩壊、グローバル経済の破綻、1995年の阪神・淡路大震災に地下鉄サリン事件、そして2001年の9.11テロ、2011年の3.11東日本大震災に原発問題と、世界も世の中もすっかり変ってしまいました。わたしたちは、この社会に生きています。それがどんな社会なのか、知りたいと思うのは当然のこと。膨大な情報が溢れているようで、ネットで検索できることは限られています。「検索」は断片的な情報に触れることができても、なかなか思考にに結びつきません。本質に迫ることができないのです。本当に必要なのは、生きるための「叡智」です。この『現代社会学事典』が志すのは、未来をひらく21世紀の叡智です。
弘文堂 (2012/12)
社会学は、社会をリアルに映し出します。冷戦構造の崩壊、グローバル経済の破綻、1995年の阪神・淡路大震災に地下鉄サリン事件、そして2001年の9.11テロ、2011年の3.11東日本大震災に原発問題と、世界も世の中もすっかり変ってしまいました。わたしたちは、この社会に生きています。それがどんな社会なのか、知りたいと思うのは当然のこと。膨大な情報が溢れているようで、ネットで検索できることは限られています。「検索」は断片的な情報に触れることができても、なかなか思考にに結びつきません。本質に迫ることができないのです。本当に必要なのは、生きるための「叡智」です。この『現代社会学事典』が志すのは、未来をひらく21世紀の叡智です。
Proust e gli oggetti
G. Girimonti Greco, S. Martina, M. Piazza(編著), 坂本浩也(著)他
Le Cáriti (2012/10)
Le Cáriti (2012/10)
カナダを旅する37章
飯野正子, 竹中豊, 小倉 和子(著, 編集)
明石書店 (2012/10)
ありきたりな入門書や旅行ガイドに飽き足らないひとのために、より深くし劇的なカナダを紹介する「知的な」旅ガイド。カナダ研究の第一線で活躍する著者が、広大な大地を舞台に、多種多様な人々の織りなす歴史、地域、社会、文化・芸術を実体験を織り交ぜながら、紹介する。
明石書店 (2012/10)
ありきたりな入門書や旅行ガイドに飽き足らないひとのために、より深くし劇的なカナダを紹介する「知的な」旅ガイド。カナダ研究の第一線で活躍する著者が、広大な大地を舞台に、多種多様な人々の織りなす歴史、地域、社会、文化・芸術を実体験を織り交ぜながら、紹介する。
フランス文化事典
フランス文化事典
田村毅(編), 澤田直(著)
丸善書店 (2012/08)
「フランス文化」を切り口としてさまざまなキーワードを見開きで解説するスタイルの「中項目事典」。文学・美術・建築などの専門事典の寄せ集めにとどまらず、古今東西の「フランス文化」にまつわるキーワードを総合的に収録する。各項目からフランス文化の特質をかいま見ることができ、また収録項目のすべてが「興味深く読み通せる」ユニークな事典。「文化事典」シリーズとしてはスペイン、イタリアに続く第3弾。
田村毅(編), 澤田直(著)
丸善書店 (2012/08)
「フランス文化」を切り口としてさまざまなキーワードを見開きで解説するスタイルの「中項目事典」。文学・美術・建築などの専門事典の寄せ集めにとどまらず、古今東西の「フランス文化」にまつわるキーワードを総合的に収録する。各項目からフランス文化の特質をかいま見ることができ、また収録項目のすべてが「興味深く読み通せる」ユニークな事典。「文化事典」シリーズとしてはスペイン、イタリアに続く第3弾。
Les destinataires du moi : Altérités de l'autobiographie
Shojiro Kuwase , Makoto Masuda, Jean-Christophe Sampieri(共編著)、桑瀬章二郎(他)
Editions Universitaires de Dijon (2012/06)
A qui s'adresse l'autobiographie ? Si l'on se place du côté de l'une des sources majeures de l'écriture du moi, les Confessions de saint Augustin, une réponse apparemment s'impose ; l'autobiographe s'adresse à Dieu d'abord, à ses lecteurs ensuite, via une expérience de communion et de partage qui se veut fondatrice d'un nouveau type de communauté : la communauté chrétienne. S'agissant en revanche de l'autobiographie moderne, force est de constater que ce même schéma ne va plus de soi, nous laissant face à une pluralité d'expériences autobiographiques singulières où la figure du destinataire apparaît tout à la fois plus familière et plus insaisissable. C'est cette figure de l'autre que ce recueil tâchera d'approcher à travers une question qui choisira d'envisager du point de vue du dialogue et du dialogisme, un genre ou un type d'écriture plutôt considéré en général comme narratif et monologique.
Editions Universitaires de Dijon (2012/06)
A qui s'adresse l'autobiographie ? Si l'on se place du côté de l'une des sources majeures de l'écriture du moi, les Confessions de saint Augustin, une réponse apparemment s'impose ; l'autobiographe s'adresse à Dieu d'abord, à ses lecteurs ensuite, via une expérience de communion et de partage qui se veut fondatrice d'un nouveau type de communauté : la communauté chrétienne. S'agissant en revanche de l'autobiographie moderne, force est de constater que ce même schéma ne va plus de soi, nous laissant face à une pluralité d'expériences autobiographiques singulières où la figure du destinataire apparaît tout à la fois plus familière et plus insaisissable. C'est cette figure de l'autre que ce recueil tâchera d'approcher à travers une question qui choisira d'envisager du point de vue du dialogue et du dialogisme, un genre ou un type d'écriture plutôt considéré en général comme narratif et monologique.
Proust face à l’héritage du XIXe siècle
N. Mauriac Dyer, K. Yoshikawa, P.-E. Robert(編著), 坂本浩也(著)他
Presses Sorbonne Nouvelle (2012/05)
S'il est acquis que Proust est « entre deux siècles », comme l’a dit Antoine Compagnon, cet ouvrage entend clairement replacer l’écrivain face au siècle qui l’a vu naître.
Presses Sorbonne Nouvelle (2012/05)
S'il est acquis que Proust est « entre deux siècles », comme l’a dit Antoine Compagnon, cet ouvrage entend clairement replacer l’écrivain face au siècle qui l’a vu naître.
200年目のジョルジュ・サンド—解釈の最先端と受容史
小倉和子(共著)日本ジョルジュ・サンド学会編
新評論 (2012/05)
本書は「解釈の新しい視座」と「受容の歴史 ジョルジュ・サンドと日本」と題する二つのセクションから構成されている。第一のセクションはさらにジェンダー、芸術、自然という三つのテーマに分かれ、サンドの作品世界を多角的に掘り下げる。翻訳史・研究史・伝記刊行史などを整理した第二のセクションでは、作品と作家の日本における受容の変遷が俯瞰できるようにした。また巻末には邦訳作品解説や年表を付し、資料性の充実にも努めた。仏文研究者はもちろん、サンド研究を志す方々、文学を愛する一般読者の方々にも有益な一冊となることを願っている。
新評論 (2012/05)
本書は「解釈の新しい視座」と「受容の歴史 ジョルジュ・サンドと日本」と題する二つのセクションから構成されている。第一のセクションはさらにジェンダー、芸術、自然という三つのテーマに分かれ、サンドの作品世界を多角的に掘り下げる。翻訳史・研究史・伝記刊行史などを整理した第二のセクションでは、作品と作家の日本における受容の変遷が俯瞰できるようにした。また巻末には邦訳作品解説や年表を付し、資料性の充実にも努めた。仏文研究者はもちろん、サンド研究を志す方々、文学を愛する一般読者の方々にも有益な一冊となることを願っている。
Jean-Jacques Rousseau en 2012: Puisqu'enfin mon nom doit vivre
Michael O’Dea編著、桑瀬章二郎(著)他
Voltaire Foundation (2012/01)
Né en 1712, Jean-Jacques Rousseau ne cesse de nous interpeller : depuis cinquante ans, l'étude de son oeuvre s'est diversifiée et renouvelée de façon remarquable. Dans ce recueil, treize spécialistes (le Rousseau, venus d'horizons disciplinaires divers, présentent leur réflexion la plus récente, tantôt en revenant sur un écrit fondamental de l'auteur, tantôt en éclairant des aspects peu connus de son œuvre, tantôt en proposant une interprétation d'ensemble de son parcours exceptionnel. Rousseau et l'amitié, Rousseau copiste de musique, Rousseau et l'opinion publique, la difficile appropriation du premier tome des Confessions par les partisans du philosophe: les sujets abordés sont d'une grande richesse. Le volume offre au lecteur une série (le nouvelles perspectives sur un auteur et un oeuvre inépuisables. A l'orée de l'année Rousseau 2012, il intéressera tous ceux qui veulent connaître les dernières évolutions de la critique, qu'ils soient littéraires, philosophes ou musicologues. Le nom de Jean-Jacques Rousseau vit encore.
Voltaire Foundation (2012/01)
Né en 1712, Jean-Jacques Rousseau ne cesse de nous interpeller : depuis cinquante ans, l'étude de son oeuvre s'est diversifiée et renouvelée de façon remarquable. Dans ce recueil, treize spécialistes (le Rousseau, venus d'horizons disciplinaires divers, présentent leur réflexion la plus récente, tantôt en revenant sur un écrit fondamental de l'auteur, tantôt en éclairant des aspects peu connus de son œuvre, tantôt en proposant une interprétation d'ensemble de son parcours exceptionnel. Rousseau et l'amitié, Rousseau copiste de musique, Rousseau et l'opinion publique, la difficile appropriation du premier tome des Confessions par les partisans du philosophe: les sujets abordés sont d'une grande richesse. Le volume offre au lecteur une série (le nouvelles perspectives sur un auteur et un oeuvre inépuisables. A l'orée de l'année Rousseau 2012, il intéressera tous ceux qui veulent connaître les dernières évolutions de la critique, qu'ils soient littéraires, philosophes ou musicologues. Le nom de Jean-Jacques Rousseau vit encore.
Proust aux brouillons
N. Mauriac Dyer編著、坂本浩也(著)他
Brepols (2011/12)
Des chercheurs venus de France et du Japon examinent les brouillons de Marcel Proust et les contextes de son oeuvre.
Nathalie Mauriac Dyer, Avant propos - Claire Bustarret, Les cahiers de la Recherche, un labyrinthe de papier ? - Pyra Wise, Les paperoles : du papier à lettres dans les cahiers de Proust - Isabelle serça, Genèse de l’interpolation : l’art du montage - Anne Herschberg Pierrot, Proust et les notes de régie - Françoise Leriche, Histoire littéraire et théorie de l’Évolution. Proust devant le "cas" Marguerite Audoux - Chizu Nakano, Écrire contre Sainte-Beuve au lendemain de son centenaire - Risa Aoyagi, Proust et la science du cerveau. Approches de la mémoire - Masafumi Oguro, Proust et l’art photographique - Pierre-Edmond Robert, Déplacements géographiques et chronologiques du salon Verdurin. La soirée de La Prisonnière dans le Cahier 73 - Marion Schmid, Idéologie et discours : le témoignage des manuscrits - Hiroya Sakamoto, Artistes face à la violence : la Grande Guerre selon Proust - Antoine Compagnon, Stendhal du temps de Proust - Kazuyoshi Yoshikawa, Genèse et structure des allusions à Benozzo Gozzoli dans la Recherche - Laurence Teyssandier, D’Andromède à Prométhée ou d’un rocher l’autre - Eri Wada, Proust et Maeterlinck à la lumière du Cahier 44 - Tomoko Woo, Proust et Dostoïevski. Quelques enjeux romanesques d’après les brouillons inédits - Nathalie Mauriac Dyer, Impressions soleil levant: Baudelaire du côté de Sodome et Gomorrhe II - Yoko Matsubara, Phèdre et Hippolyte, d’Anatole France à Marcel Proust - Francine Goujon, Albertine en mousmé : Madame Chrysanthème dans À la recherche du temps perdu - Akio Wada, Approche génétique des épisodes du théâtre dans À la recherche du temps perdu - Mireille Naturel, Le Cahier 29, creuset de la Recherche - Yasué Kato, Les "maquerelles" et le peintre ? À propos du cycle d’Elstir dans les Cahiers 64, 34 et 33 - Julie André, Quand lire c’est construire : la "danse contre seins" dans le Cahier 46 - Hidehiko Yuzawa, Attendre dans une chambre obscure. Genèse de la fin du premier séjour à Balbec.
Brepols (2011/12)
Des chercheurs venus de France et du Japon examinent les brouillons de Marcel Proust et les contextes de son oeuvre.
Nathalie Mauriac Dyer, Avant propos - Claire Bustarret, Les cahiers de la Recherche, un labyrinthe de papier ? - Pyra Wise, Les paperoles : du papier à lettres dans les cahiers de Proust - Isabelle serça, Genèse de l’interpolation : l’art du montage - Anne Herschberg Pierrot, Proust et les notes de régie - Françoise Leriche, Histoire littéraire et théorie de l’Évolution. Proust devant le "cas" Marguerite Audoux - Chizu Nakano, Écrire contre Sainte-Beuve au lendemain de son centenaire - Risa Aoyagi, Proust et la science du cerveau. Approches de la mémoire - Masafumi Oguro, Proust et l’art photographique - Pierre-Edmond Robert, Déplacements géographiques et chronologiques du salon Verdurin. La soirée de La Prisonnière dans le Cahier 73 - Marion Schmid, Idéologie et discours : le témoignage des manuscrits - Hiroya Sakamoto, Artistes face à la violence : la Grande Guerre selon Proust - Antoine Compagnon, Stendhal du temps de Proust - Kazuyoshi Yoshikawa, Genèse et structure des allusions à Benozzo Gozzoli dans la Recherche - Laurence Teyssandier, D’Andromède à Prométhée ou d’un rocher l’autre - Eri Wada, Proust et Maeterlinck à la lumière du Cahier 44 - Tomoko Woo, Proust et Dostoïevski. Quelques enjeux romanesques d’après les brouillons inédits - Nathalie Mauriac Dyer, Impressions soleil levant: Baudelaire du côté de Sodome et Gomorrhe II - Yoko Matsubara, Phèdre et Hippolyte, d’Anatole France à Marcel Proust - Francine Goujon, Albertine en mousmé : Madame Chrysanthème dans À la recherche du temps perdu - Akio Wada, Approche génétique des épisodes du théâtre dans À la recherche du temps perdu - Mireille Naturel, Le Cahier 29, creuset de la Recherche - Yasué Kato, Les "maquerelles" et le peintre ? À propos du cycle d’Elstir dans les Cahiers 64, 34 et 33 - Julie André, Quand lire c’est construire : la "danse contre seins" dans le Cahier 46 - Hidehiko Yuzawa, Attendre dans une chambre obscure. Genèse de la fin du premier séjour à Balbec.
『帰還の謎』
ダニー・ラフェリエール(著)、小倉和子(訳)
藤原書店 (2011/09)
フランスで最も権威ある文学賞「メディシス賞」受賞作!ある亡命作家の帰郷……ハイチで生まれ、ケベックで活躍する作家、日本初紹介!詩と散文が自在に混じりあい織り上げられた、まったく新しい小説(ロマン)。
藤原書店 (2011/09)
フランスで最も権威ある文学賞「メディシス賞」受賞作!ある亡命作家の帰郷……ハイチで生まれ、ケベックで活躍する作家、日本初紹介!詩と散文が自在に混じりあい織り上げられた、まったく新しい小説(ロマン)。
Jean-Paul Sartre: Mind and Body, Word and Deed
Jean-Pierre Boule (編著)Benedict O’Donohoe(編著),澤田直(著)ほか
Cambridge Scholars Publishing (2011/07)
"Jean-Paul Sartre: Mind and Body, Word and Deed" celebrates Sartre's polyvalence with an examination of Sartrean philosophy, literature, and politics. In four distinct yet related sections - "Sartre and the Body", "Sartre and Time", "Sartre: Ideology and Politics", and "Sartre in Japan" - twelve scholars from three continents examine Sartre's thought, writing and action over his long career. "Sartre and the Body" reappraises Sartre's work in dialogue with other philosophers past and present, including Maine de Biran, Maurice Merleau-Ponty and Didier Anzieu. "Sartre and Time" offers a first-hand account by Michel Contat of Sartre and Beauvoir working together, and a "philosophy in practice" analysis by Francois Noudelmann. "Ideology and Politics" uses Sartrean notions of commitment and engagement to address modern and contemporary politics, including insights into Castro, De Gaulle, Sarkozy and Obama. Finally, an important but neglected episode of Sartre's life - the visit that he and Beauvoir made to Japan in 1966 - is narrated with verve and humour by Professor Suzuki Michihiko, who first met Sartre during that visit and remained in touch subsequently. Taken together, these twelve chapters make a strong case for the continued relevance of Sartre today.
Cambridge Scholars Publishing (2011/07)
"Jean-Paul Sartre: Mind and Body, Word and Deed" celebrates Sartre's polyvalence with an examination of Sartrean philosophy, literature, and politics. In four distinct yet related sections - "Sartre and the Body", "Sartre and Time", "Sartre: Ideology and Politics", and "Sartre in Japan" - twelve scholars from three continents examine Sartre's thought, writing and action over his long career. "Sartre and the Body" reappraises Sartre's work in dialogue with other philosophers past and present, including Maine de Biran, Maurice Merleau-Ponty and Didier Anzieu. "Sartre and Time" offers a first-hand account by Michel Contat of Sartre and Beauvoir working together, and a "philosophy in practice" analysis by Francois Noudelmann. "Ideology and Politics" uses Sartrean notions of commitment and engagement to address modern and contemporary politics, including insights into Castro, De Gaulle, Sarkozy and Obama. Finally, an important but neglected episode of Sartre's life - the visit that he and Beauvoir made to Japan in 1966 - is narrated with verve and humour by Professor Suzuki Michihiko, who first met Sartre during that visit and remained in touch subsequently. Taken together, these twelve chapters make a strong case for the continued relevance of Sartre today.
フランス文化55のキーワード
朝比奈美知子(編), 横山安由美(編)
ミネルヴァ書房 (2011/04)
やっぱりフランス。あこがれの国。おしゃれ、自由、個性的—それはなぜ?文学、歴史、芸術から、グルメ、恋愛まで楽しくて深い文化学入門書。
ミネルヴァ書房 (2011/04)
やっぱりフランス。あこがれの国。おしゃれ、自由、個性的—それはなぜ?文学、歴史、芸術から、グルメ、恋愛まで楽しくて深い文化学入門書。
自由への道(6)
ジャン=ポール・サルトル(著)海老坂武(訳)澤田直(訳)
岩波文庫 (2011/03)
パリ陥落から数日、ドイツ国境付近の捕虜収容所。敗残兵が詰め込まれ、諍い飢え諦めが支配する営舎、対独抵抗のためその「組織化」に密かに着手する大物共産党員ブリュネ。だが、独ソ不可侵条約が党の方針を変え、「異端者」ブリュネに唯一残されたのは「裏切者」との〈奇妙な友情〉だった……。未完の大作、全6冊完結。
岩波文庫 (2011/03)
パリ陥落から数日、ドイツ国境付近の捕虜収容所。敗残兵が詰め込まれ、諍い飢え諦めが支配する営舎、対独抵抗のためその「組織化」に密かに着手する大物共産党員ブリュネ。だが、独ソ不可侵条約が党の方針を変え、「異端者」ブリュネに唯一残されたのは「裏切者」との〈奇妙な友情〉だった……。未完の大作、全6冊完結。
啓蒙の運命
富永茂樹編著、桑瀬章二郎(著)他
名古屋大学出版会 (2011/03)
啓蒙の終焉か、深化か ------ 。近代とともにあった啓蒙の「終焉」が予告されてすでに久しい。だが、啓蒙とはその始まりから問いに付され、審問にかけられる中で展開してきた、再帰性をもった運動であった。本書は啓蒙の多面性に光をあてると同時に、複数の系譜を浮かび上がらせ、その未来を洞察した白熱の共同論集である。
名古屋大学出版会 (2011/03)
啓蒙の終焉か、深化か ------ 。近代とともにあった啓蒙の「終焉」が予告されてすでに久しい。だが、啓蒙とはその始まりから問いに付され、審問にかけられる中で展開してきた、再帰性をもった運動であった。本書は啓蒙の多面性に光をあてると同時に、複数の系譜を浮かび上がらせ、その未来を洞察した白熱の共同論集である。
スペイン文化事典
川成洋(編)板東省二(編),澤田直(著)
丸善書店 (2011/01)
スペインの魅力を余すことなく網羅、見開き2ページ構成で多数の図版を用いた中項目事典。
イスパノフィロ(スペイン好き)にささげる本邦初の事典。
スペイン文化ついて、「スペインという国」「文化・文化現象・ファッション」「美術・芸術」「建築・彫刻」「音楽・映画」「フラメンコと闘牛」「食文化」「スポーツ・教育」「文学・メディア」「知識人・知的活動」「言語・国民アイデンティティ」「社会・経済・政治・宗教」「スペインの歴史」「世界遺産・遺跡」の14分野・約370テーマを厳選収録。
丸善書店 (2011/01)
スペインの魅力を余すことなく網羅、見開き2ページ構成で多数の図版を用いた中項目事典。
イスパノフィロ(スペイン好き)にささげる本邦初の事典。
スペイン文化ついて、「スペインという国」「文化・文化現象・ファッション」「美術・芸術」「建築・彫刻」「音楽・映画」「フラメンコと闘牛」「食文化」「スポーツ・教育」「文学・メディア」「知識人・知的活動」「言語・国民アイデンティティ」「社会・経済・政治・宗教」「スペインの歴史」「世界遺産・遺跡」の14分野・約370テーマを厳選収録。