成果報告人文研究センター

書籍

人文資料学の現在I
編著者:
浦野聡・深津行徳
石碑、未公刊パピルス、漱石直筆原稿、メンデルスゾーンの楽譜等々の一次資料を精査し、その背景を想像しつつ、資料が発する微細な「声」を聴きとり、人間精神の多彩な働きの考究を試みる。写真資料満載!
文学の基礎レッスン
編著者:
後藤和彦
文学を読み解く秘訣をやさしくレッスン。作品の時代背景をつかみそこに向けられた批判精神を知ることこそが文学の喜びだ! 古今東西の小説・詩・短歌を通して「文学の力」を問い直す刺激的な8つの論考。
肖像と個性
編著者:
藤巻明・浦野聡・小嶋菜温子
いたるところで映像が氾濫するいま、肖像とは何か、そこに写される個性とは何かを問う。肖像と言説、写実と歪曲、絵画と言葉など「映像の世紀」を考える参照点を示す。文学・美術・歴史の専門家による横断的人文学の試み。
人文資料学の現在II
編著者:
菅谷憲興
「島原/天草の乱」から「ギルガメシュ叙事詩」まで、さまざまな地域と時代にわたる多彩な資料の声を聴き取るスリリングな人文学の試み。
書簡を読む
編著者:
桑瀬章二郎
作家や思想家が作品を構築する合間に書き残した,断片的な言説としての書簡。その恣意的かつ不安定な言語の世界がもつ非体系性そのものを読む試み。

イベント

■2022年1月29日(土)公開シンポジウム
タイトル:「SDGs(持続可能な開発目標)と人文学(3):文学に探る」
講  師:川崎 賢子 氏(文学部文学科日本文学専修 特任教授)*開催当時
「安岡章太郎「海辺の光景」における父母イメージの変容:老化と動物化」
中村 麻美 氏(文学部文学科英米文学専修 助教)
「ディストピアで多様性を考える」
古矢 晋一 氏(文学部文学科ドイツ文学専修 准教授)
「「災害ユートピア」における群集の表象——ドイツ語圏の文学と思想を例に——」
横山 安由美 氏(文学部文学科フランス文学専修 教授)
「『ベルサイユのばら』における主従関係とジェンダー」
野田 研一 氏(ESD研究所運営委員、本学名誉教授)
「自然という他者をめぐる想像力—エコクリティシズムから石牟礼道子へ」
司  会:上田 信(立教大学文学部史学科教授)
実施形態:オンライン会議システム「Zoom」によるオンライン実施
■2021年7月31日(土)公開シンポジウム
タイトル:「SDGs(持続可能な開発目標)と人文学(2):地域からの取り組み」
行政からの報告:奥島 正信 氏(豊島区政策経営部長)
「持続発展都市への挑戦SDGs未来都市豊島区 —誰一人取り残さないまちへ—」
地域からの報告:伊藤 雅人 氏(マルゴト陸前高田代表理事、陸前高田市まちづくり戦略アドバイザー)
「東日本大震災からの復興と地方創生」
研究の取り組み:橋本 俊哉 氏(立教大学観光学部教授、ESD研究所運営委員)
「環境教育に果たす観光の役割—会津磐梯山地域での“自然の恵みと脅威”についての学びを中心に—」
教育の取り組み:逸見 敏郎 氏(立教大学文学部 学校・社会教育講座教職課程教授)
「全学共通科目でSDGsを主題とした授業を展開して」
司会:上田 信(立教大学文学部史学科教授)
実施形態:オンライン会議システム「Zoom」によるオンライン実施
■2021年3月12日(金)公開講演会
タイトル:「SDGs(持続可能な開発目標)と人文学」
基調講演:「大学における研究・教育とSDGs」蟹江 憲史 氏(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授)
実践報告:「健康は社会を映しだす鏡:フィリピン先住民の村における取り組みから視るSDGs」
     宇井 志緒利 氏(NGOアジア保健研修所(AHI)職員)
司会:上田 信(立教大学文学部史学科教授)
実施形態:オンライン会議システム「Zoom」によるオンライン実施
■2021年2月5日(金)勉強会
タイトル:「大学教育におけるSDGsカリキュラムの創造」
講師:田中 治彦 氏(上智大学総合人間科学部教育学科教授)※現在 上智大学名誉教授
司会:上田 信(立教大学文学部史学科教授)
実施形態:オンライン会議システム「Zoom」によるオンライン実施
■2021年1月26日(火)勉強会
タイトル:「SDGsにおけるジェンダー平等~男女共同参画を中心に~」
講師:鹿嶋 敬 氏(一般財団法人女性労働協会顧問)
司会:上田 信(立教大学文学部史学科教授)
実施形態:オンライン会議システム「Zoom」によるオンライン実施

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