デュアル・プログラム学部紹介

文学部4学科の専門分野に加え、もう一つの専門分野の学びを深めます。 さらに特別進学制度により、最短5年で修士号を取得できる制度です。 科学技術が急速に発展し、持続可能な社会構築が世界的な課題になる中、人文学分野からデジタル文化に対応できるスキルを持ち、実践的に社会貢献できる人材を育成します。
文学部の中に、学部大学院一貫の2つのデュアル・プログラム「SDGsリサーチプログラム」「人文情報・メディア学プログラム」が設置されます。学部2年次にデュアル・プログラムを選択して候補生になった学生は、それぞれのプログラム対象科目を履修して3年次に学びを深めます。4年次からは大学院生と共に学び、修士1年次修了段階で、各専攻の修士号とデュアル・プログラム修了証を取得できます。
各専攻での専門分野に加えて、デュアル・プログラムのいずれかを選択することで、5年間で修士の学位を得るとともに、これからの社会で求められる知識やスキルを幅広く身につけることができます。

「デュアル・プログラム」オンラインガイダンス動画(2024年1月18日(木)開催)

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SDGsリサーチプログラム

SDGs(持続可能な開発目標)が目指す社会に向けて、新しい価値観や人間観、社会観、ライフスタイルを構想するための能力を得ることを目的としたプログラムです。人文学的な教養に基づいて、持続可能な社会への発展に寄与する人材を育成します。

人文情報・メディア学プログラム

デジタル化された多様な情報を分析し活用することで創出される成果を、社会に発信していく能力を身につけるためのプログラムです。人文学的な視点からデジタル情報とメディアの現状を学び、それらを通じて個人や社会の諸問題を解決に導ける人材を育成します。
SDGsリサーチプログラム 対象科目
▶SDGs入門
▶教育と福祉
▶現代倫理
▶フィールドワークA1
▶SDGsフィールドワーク(ローカル)
▶SDGsフィールドワーク(グローバル)
▶SDGs特論1[環境の文学]
▶SDGs特論2[緑の政治・経済]
▶SDGs特論3[コミュニティ・地域づくり]
▶SDGs特論4[人権と平等]
▶SDGs演習1[環境思想]
▶SDGs演習2[対話スキルと合意形成法]
など
人文情報・メディア学プログラム 対象科目
▶人文情報・メディア学入門
▶音楽と感性
▶言葉と感性
▶デジタルアーカイブ論
▶テキストマイニング論
▶人文情報・メディア学特論1[人文情報とメディア]
▶人文情報・メディア学特論2[人文情報と社会]
▶人文情報・メディア学特論3[電子メディア基礎論]
▶人文情報・メディア学特論4[電子メディア応用論]
▶人文情報・メディア学演習1
[人文情報メディア基礎論(文献講読)]
▶人文情報・メディア学演習2
[人文情報メディア応用論(報告と対話)]
▶文学講義414(広告文芸論)
▶文学講義415(文芸編集論)
など
目指す将来
初等中等教育教員や教育系企業・組織、政府・地方公共団体、環境や人権関連の国際機関・NPO/NGO、環境関連の一般企業、企業内のコンプライアンス・企業倫理部門などへの進路の可能性が広がります。
目指す将来
学校や博物館、図書館などの教育関連の職業に加え、出版、印刷、広告業界の会社・企業などへの進路の可能性が広がります。
教員の声(河野 哲也教授)
持続可能な社会を実現するためには、私たちはどのような産業を発展させ、どのような地域づくりをして、どのような人間関係とライフスタイルを作り出せばいいのでしょうか。世界の大きな問題に私たちはどのように関わればいいでしょうか。文学・歴史地理・教育・思想を総合した環境人文学の広い視野に立ち、SDGsの価値観を発展させながら、新しい社会のあり方を一緒に構想しましょう。理論と実践の両面から学べるように、講義だけではなく、現場に足を運び、問題解決の方法を実地に学べるスキル系・フィールドワーク系の授業も準備しています。
教員の声(小澤 実教授)
人文情報・メディア学プログラムでは、デジタル情報化されたさまざまな人文情報と多様なメディアとの関係を考察し、その社会における活用方法を探ってゆきます。4学科8専修からなる文学部で鍛えることのできる専門知識をベースに、人文情報・メディア学プログラムで提供される応用性のある科目を履修することで、デジタル化された文献、数値データ、画像、地図などを社会で共有するあり方を考えることが可能になります。このプログラムで培った技能や思考は、みなさんが活躍するであろう企業、学校、図書館、博物館といった場においても不可欠の技能となってゆくでしょう。

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