出版・著作物紹介
(文学科英米文学専修)出版・著作物紹介
文学科英米文学専修教員が執筆した出版・著作物を紹介します。
2025年
『アメリカの黒い傷痕——〈生態〉としての人種と文学の潜勢力——』
新田啓子(文学科英米文学専修教授)単著
2025年7月 青土社
本書は18世紀末期から現代までに創作されたアメリカ文学作品のうちに、アメリカ人の深層を貫く国民的な経験としての人種の姿を詳らかにしようとするものである。この長い歴史的スパンは、奴隷制度が合衆国にもたらした黒人の存在が、倫理的な問題として客観的に議論され、同国の大衆が、多様な立場と個別の歴史的文脈でその省察に加わるようになって以後の時間を指す。
なぜ人種問題は政治では片付かないのか。なぜ不正義へのプロテストは、鎮圧されても、法的・政治的手当を受けても、無尽に新たな噴出を繰り返すのか。アメリカにおける生の構図・住まうことの論理(ecology=生態)を支配してきた人種の多角的相貌を、テクストを通して精査するのが本書の主たる目的である。政治的問題として認知されるにはあまりに漠然としていながらも、文学には刻まれて、忘却に抗おうとする人種とはなにか、全11章で考察する。
2025年7月 青土社
本書は18世紀末期から現代までに創作されたアメリカ文学作品のうちに、アメリカ人の深層を貫く国民的な経験としての人種の姿を詳らかにしようとするものである。この長い歴史的スパンは、奴隷制度が合衆国にもたらした黒人の存在が、倫理的な問題として客観的に議論され、同国の大衆が、多様な立場と個別の歴史的文脈でその省察に加わるようになって以後の時間を指す。
なぜ人種問題は政治では片付かないのか。なぜ不正義へのプロテストは、鎮圧されても、法的・政治的手当を受けても、無尽に新たな噴出を繰り返すのか。アメリカにおける生の構図・住まうことの論理(ecology=生態)を支配してきた人種の多角的相貌を、テクストを通して精査するのが本書の主たる目的である。政治的問題として認知されるにはあまりに漠然としていながらも、文学には刻まれて、忘却に抗おうとする人種とはなにか、全11章で考察する。
『英語語源ハンドブック』
唐澤一友(文学科英米文学専修教授)共著
2025年6月 研究社
英単語の語源について、英語の学習・教育に活かすことのできる情報を中心にまとめると同時に、英語語源学や英語史についての基礎知識を付けるのにも役立つ情報を多く含む本。
2025年6月 研究社
英単語の語源について、英語の学習・教育に活かすことのできる情報を中心にまとめると同時に、英語語源学や英語史についての基礎知識を付けるのにも役立つ情報を多く含む本。
2024年
『The Old English Gnomic Poems Maxims I and Maxims II』
唐澤一友(文学科英米文学専修教授)単著
2024年12月 Liverpool University Press
古英語の格言詩Maxims IとMaxims II について、これらがいかなる作品であるか、収録されている写本内においてどのような役割を果たすものなのかといった問題を中心に、これらの作品について様々な角度から考察した本。これらの作品のテクストやそれに対する注釈・グロッサリー等を含む。
2024年12月 Liverpool University Press
古英語の格言詩Maxims IとMaxims II について、これらがいかなる作品であるか、収録されている写本内においてどのような役割を果たすものなのかといった問題を中心に、これらの作品について様々な角度から考察した本。これらの作品のテクストやそれに対する注釈・グロッサリー等を含む。
『誘惑する他者——メルヴィル文学の倫理』
古井義昭(文学科英米文学専修教授)単著
2024年3月 法政大学出版局
『白鯨』『ビリー・バッド』「バートルビー」をはじめ、安易な解釈を許さない数々の問題作で知られる19世紀米国の大作家メルヴィル。その主要作品群を精読し、誘惑すると同時に理解を拒絶する他者、配達不能郵便(デッドレター)のモチーフ、孤独や共同体や帝国主義的暴力の問題など、書くこと/読むことの根源に関わるテーマを徹底的に掘り下げる。読解への最高の手引きとなる一冊、ここに誕生!(出版社HPより)
2024年3月 法政大学出版局
『白鯨』『ビリー・バッド』「バートルビー」をはじめ、安易な解釈を許さない数々の問題作で知られる19世紀米国の大作家メルヴィル。その主要作品群を精読し、誘惑すると同時に理解を拒絶する他者、配達不能郵便(デッドレター)のモチーフ、孤独や共同体や帝国主義的暴力の問題など、書くこと/読むことの根源に関わるテーマを徹底的に掘り下げる。読解への最高の手引きとなる一冊、ここに誕生!(出版社HPより)
2022年
『どうにもとまらない歌謡曲——七〇年代のジェンダー』
舌津智之(文学科英米文学専修教授)単著
2022年6月 ちくま文庫
激動の1970年代、男らしさ・女らしさの在り方は大きく変わり始めていた。阿久悠、山本リンダ、ピンク・レディー、西城秀樹、松本隆、太田裕美、桑田佳祐……メディアの発信力が加速度的に巨大化するなか、老若男女が自然と口ずさむことのできた歌謡曲の数々。その時代の「思想」というべき楽曲たちが日本社会に映したものとは?衝撃の音楽&ジェンダー論。解説・斎藤美奈子。
2022年6月 ちくま文庫
激動の1970年代、男らしさ・女らしさの在り方は大きく変わり始めていた。阿久悠、山本リンダ、ピンク・レディー、西城秀樹、松本隆、太田裕美、桑田佳祐……メディアの発信力が加速度的に巨大化するなか、老若男女が自然と口ずさむことのできた歌謡曲の数々。その時代の「思想」というべき楽曲たちが日本社会に映したものとは?衝撃の音楽&ジェンダー論。解説・斎藤美奈子。
2016年
『世界の英語ができるまで』
唐澤一友(文学科英米文学専修教授)単著
2016年3月 亜紀書房
英語の歴史を、その最初から現代まで追いながら、英語の変遷・発達についてまとめた本。通常の英語史とは異なり、全体の約半分が「世界の英語」の歴史に関する記述にあてられている。
2016年3月 亜紀書房
英語の歴史を、その最初から現代まで追いながら、英語の変遷・発達についてまとめた本。通常の英語史とは異なり、全体の約半分が「世界の英語」の歴史に関する記述にあてられている。