出版・著作物紹介
(キリスト教学科)出版・著作物紹介
キリスト教学科教員が執筆した出版・著作物を紹介します。
2025年
『福音派──終末論に引き裂かれるアメリカ社会』
加藤喜之(キリスト教学科教授)単著
2025年9月 中央公論新社
アメリカにおける福音派の巨大な存在感は、近年よく言及される。しかし、彼らはどのように影響力を拡大し、トランプ大統領の誕生や再選、あるいは政治的・文化的闘争に関係していったのか。本書は、第二次世界大戦後のアメリカの軌跡を、福音派とその背景にある終末論に着目して描き出す。そこからは大統領の政治姿勢はもとより、中絶や同性婚、人種差別、イスラエルとの関わりなど多くの論点が見えてくる。
2025年9月 中央公論新社
アメリカにおける福音派の巨大な存在感は、近年よく言及される。しかし、彼らはどのように影響力を拡大し、トランプ大統領の誕生や再選、あるいは政治的・文化的闘争に関係していったのか。本書は、第二次世界大戦後のアメリカの軌跡を、福音派とその背景にある終末論に着目して描き出す。そこからは大統領の政治姿勢はもとより、中絶や同性婚、人種差別、イスラエルとの関わりなど多くの論点が見えてくる。
『写本に描かれた本たち:西洋中世からルネサンスにみる本の象徴性と実用性』
加藤磨珠枝(キリスト教学科教授)監修
ルーシー・フリーマン・サンドラー著、加藤磨珠枝監修・立石光子訳
2025年8月 白水社
西洋写本に描かれた「書物」そのものをテーマとする本書は、写本挿絵が自らの書物文化の構造、特質、存在意義について語るという自己言及性をはらむもので、人々の知的営みを書物のイメージから読み解いています。本書の最大の特長は「書物」を描いた計60点の作品をテーマ別に展開することで、キリスト教世界の聖俗から、ユダヤ文化、イスラームまでも視野に含めた幅広い視点からこのテーマを紹介し、「書物」の図像学研究の基礎を築いた点にあります。豊富なカラー図版は、精細な印刷が美しく、読者は写本装飾の特質、図像、余白の使い方まで、細部を視覚的に追体験しながら学べることでしょう。
ルーシー・フリーマン・サンドラー著、加藤磨珠枝監修・立石光子訳
2025年8月 白水社
西洋写本に描かれた「書物」そのものをテーマとする本書は、写本挿絵が自らの書物文化の構造、特質、存在意義について語るという自己言及性をはらむもので、人々の知的営みを書物のイメージから読み解いています。本書の最大の特長は「書物」を描いた計60点の作品をテーマ別に展開することで、キリスト教世界の聖俗から、ユダヤ文化、イスラームまでも視野に含めた幅広い視点からこのテーマを紹介し、「書物」の図像学研究の基礎を築いた点にあります。豊富なカラー図版は、精細な印刷が美しく、読者は写本装飾の特質、図像、余白の使い方まで、細部を視覚的に追体験しながら学べることでしょう。
「トランプを支える『聖書の政治学』:キリスト教シオニズムとは何か?」-『Voice』(2025年9月号)208-215頁
加藤喜之(キリスト教学科教授)単著
『Voice』編集部編
2025年8月 PHP研究所
本稿では、今後のパレスチナ問題を理解するうえでも重要な「キリスト教シオニズム」について、またその米国政治への波及、さらにはトランプ政権への具体的な影響について、福音派との関係にも光を当てつつ考察していく。
『Voice』編集部編
2025年8月 PHP研究所
本稿では、今後のパレスチナ問題を理解するうえでも重要な「キリスト教シオニズム」について、またその米国政治への波及、さらにはトランプ政権への具体的な影響について、福音派との関係にも光を当てつつ考察していく。
「分極化する現代世界──米国、欧州、イスラエルからみる政治と宗教」-『日本史を宗教で読みなおす』118-136頁
加藤喜之(キリスト教学科教授)単著
大西信行・佐藤雄基編
2025年6月 山川出版
学校教育で習う宗教のあり方とは!?アニミズム、神仏習合、鎌倉新仏教、国家神道、キリスト教、景教、イスラム教etc...本書では、日本史をメインに世界史・公民も含めた教科書記述を取り上げつつ、宗教に関する議論の最前線を紹介。歴史を通じて宗教を捉えなおし、宗教への理解をアップデートできる一冊。
大西信行・佐藤雄基編
2025年6月 山川出版
学校教育で習う宗教のあり方とは!?アニミズム、神仏習合、鎌倉新仏教、国家神道、キリスト教、景教、イスラム教etc...本書では、日本史をメインに世界史・公民も含めた教科書記述を取り上げつつ、宗教に関する議論の最前線を紹介。歴史を通じて宗教を捉えなおし、宗教への理解をアップデートできる一冊。
2024年
『テオーシス〈新装版〉──東方・西方教会における人間神化思想の伝統──』
阿部善彦(キリスト教学科教授)共編著
田島照久・阿部善彦共編著
2024年12月 教友社
「人間神化」(テオーシス)の教えと実践は、東方キリスト教思想では教父的伝統に基づいて尊ばれている。他方、西方キリスト教では、中世後期以降、危険視され、近代以降ではほとんど途絶した。「人間神化」とは特別な教説ではなく、受肉による救済の本質的な成就であり、人間が、イエス・キリストを長子として共に神的ないのちを分け合う神の子ら、同じ父をもつ兄弟姉妹となるあり方を、受肉による救いの恵みとして受けとることであり、教父たちが聖書に基づいていのちをかけて証しし、守り継いできたものである。本書は、本来、東方・西方キリスト教において共通に信仰理解であったはずの「人間神化」の思想を明らかにする。
田島照久・阿部善彦共編著
2024年12月 教友社
「人間神化」(テオーシス)の教えと実践は、東方キリスト教思想では教父的伝統に基づいて尊ばれている。他方、西方キリスト教では、中世後期以降、危険視され、近代以降ではほとんど途絶した。「人間神化」とは特別な教説ではなく、受肉による救済の本質的な成就であり、人間が、イエス・キリストを長子として共に神的ないのちを分け合う神の子ら、同じ父をもつ兄弟姉妹となるあり方を、受肉による救いの恵みとして受けとることであり、教父たちが聖書に基づいていのちをかけて証しし、守り継いできたものである。本書は、本来、東方・西方キリスト教において共通に信仰理解であったはずの「人間神化」の思想を明らかにする。
2021年
『中世の写本ができるまで』
加藤磨珠枝(キリスト教学科教授)監修
クリストファー・デ・ハメル著、加藤磨珠枝監修・立石光子訳
2021年6月 白水社
西洋中世の写本は、どのような環境で、どのような職人によって生みだされたのか。また、材料となった羊皮紙やインク、顔料はどのように準備され使用されたのか。紙面の文字はどのように筆写され、挿絵装飾はどのように描かれ、装丁されることで一冊の写本として完成したのか。さらに、読者の手に渡る流通経路は時代とともにどう変化したのか。写本の制作過程が、優しい語り口と美しい図版で解き明かされていく本書は、中世文化愛好家にとって必読の書といえるでしょう。
クリストファー・デ・ハメル著、加藤磨珠枝監修・立石光子訳
2021年6月 白水社
西洋中世の写本は、どのような環境で、どのような職人によって生みだされたのか。また、材料となった羊皮紙やインク、顔料はどのように準備され使用されたのか。紙面の文字はどのように筆写され、挿絵装飾はどのように描かれ、装丁されることで一冊の写本として完成したのか。さらに、読者の手に渡る流通経路は時代とともにどう変化したのか。写本の制作過程が、優しい語り口と美しい図版で解き明かされていく本書は、中世文化愛好家にとって必読の書といえるでしょう。
2016年
『西洋美術の歴史 中世Ⅰ キリスト教美術の誕生とビザンティン世界』
加藤磨珠枝(キリスト教学科教授)共著
加藤磨珠枝・益田朋幸共著
2016年12月 中央公論新社
中央公論の創業130周年記念の出版企画『西洋美術の歴史』全8巻の第2巻。キリスト教美術の誕生から西欧初期中世の美術について、古代地中海世界の伝統とケルト、ゲルマン、オリエントの美術表現の躍動的な出会いについて論じています。具象と抽象が織りなす独創的なキリスト教美術はいかに育まれたのか、西洋中世美術の創造の軌跡をたどります。
加藤磨珠枝・益田朋幸共著
2016年12月 中央公論新社
中央公論の創業130周年記念の出版企画『西洋美術の歴史』全8巻の第2巻。キリスト教美術の誕生から西欧初期中世の美術について、古代地中海世界の伝統とケルト、ゲルマン、オリエントの美術表現の躍動的な出会いについて論じています。具象と抽象が織りなす独創的なキリスト教美術はいかに育まれたのか、西洋中世美術の創造の軌跡をたどります。