第71号(2011年)~第80号(2020年)紀要『英米文学』

第80号(2020年)

(Afro-)American History Broke-Down:Postmodern Parody and the Signifyin’ Poetics of Ishmael Reed:Yates, Michael DH
詩人メルヴィルの流儀——『 戦争詩集』とその韻律を中心に—— :澤入 要仁
2018 年度立教英米文学会 講演会より
英国小説の探偵:高橋 和久
トニ・モリスン『スーラ』におけるエロティックな身体 :石川 千暁
書評
Modernizing Solitude:The Networked Individual in Nineteenth-Century American Literature(The University of Alabama Press, 2019):諸岡 友真
『イギリス文学と映画』(三修社、2019 年):政森 志津子
『アメリカン・マインドの音声——文学・外傷・身体』(小鳥遊書房、2019 年):萱場 千秋
2019 年度論文題目一覧
2018 年度卒業論文より
差異あるものとの対話——ヴァージニア・ウルフ『三ギニー』論——:眞鍋せいら
自動拳銃と資本主義—— A Gun for Sale における脱人間化の問題:髙橋 美帆
Carol Ann Duffy と境界をめぐる物語:斎藤 圭

第79号(2019年)

書評
『ボートの三人男——もちろん犬も』(光文社古典新訳文庫、2018年):政森 志津子
『ロビンソン・クルーソー』(光文社古典新訳文庫、2018年):熊谷 めぐみ
『グレアム・グリーン——ある映画的人生』(慶應義塾大学出版会、2018年):小山 太一
『戦争戯曲集三部作』(あっぷる出版社、2018年):冨田 岳
『アメリカ文化史年表——文化・歴史・政治・経済』(南雲堂、2018年):朝倉 さやか
『フォークナー文学の水脈』(彩流社、2018年):小椋 道晃
『エミリ・ディキンスンを理詰めで読む』(春風社、2018年):倉田 麻里
2017年度立教英米文学会 講演会より
中世後期イギリス聖人伝を読む:池上 惠子
「英文学科」におけるテクストと歴史的コンテクストの力学——ジョン・チャートン・コリンズからI. A. リチャーズに至る文学研究方法論の道程:唐戸 信嘉
2018年度論文題目一覧
2017年度卒業論文より
Light in Augustにおける死とアイデンティティ ——人種、性、南部:杉山 実優
『マイ・アントニーア』が提示するフェミニズムの可能性 ——創造する手の表象から:奥村 奈緒美
The Glass Menagerieにおける1930年代のアメリカ社会 ——登場人物と時代風潮の関係性:黒田 真歩

第78号(2018年)

「ぼくは郵便局にいた」——W. B.イェイツの戯曲に見る復活祭蜂起の表象:岩田 美喜

書評
『日本人が知りたい——イギリス人の当たり前』(三修社、2017年):伊東 貴史
『兄弟喧嘩のイギリス・アイルランド演劇』(松柏社、2017年):牧野 美季
『完訳エリア随筆IV 続篇』下巻(国書刊行会、2017年):熊谷 めぐみ
『アメリカ小説をさがして』(松柏社、2017年):横山 晃
『八月の光』上下巻(岩波文庫、2017年):倉田 麻里
『環境人文学I——文化のなかの自然』『環境人文学II——他者としての自然』 (勉誠出版、2017年):加藤 惠梨香
The Regression Clock(The Heron Press, 2017):イエイツ マイケルD.H.
The Practice of Narrative: Storytelling in a Global Context (Inter-Disciplinary Press、2016):小椋 道晃
略年表
菊池 清明
2016年度立教英米文学会 講演会より
文学研究と文章——アメリカ的表現を追って:亀井 俊介
“Dark Phantoms in the Wind”——J.R.R.トールキンの研究業績における〈フィロロジー〉と〈文学研究〉の諸相:岡本 広毅
2017年度論文題目一覧
2016年度卒業論文より
『ワインズバーグ・オハイオ』における他者表象の諸相 ——言語・身体・セクシュアリティ:及川 英
戦争小説に見えない戦争小説としてのThe Catcher in the Rye ——小説に暗示される戦争体験:朴 舜起
Teaching Literature in High School Classes: An Attempt for Collaborative Learning Activities:平川 新

第77号(2017年)

本物の家を求めて『歓楽の家』におけるリリー・バートの渇望:今井 道子
書評
『英語学:現代英語をより深く知るために─世界共通語の諸相と未来─』(春風社、2016 年):濱田 里美
『完訳エリア随筆III 続編』上巻(国書刊行会、2016 年):政森 志津子
The Sound of Literature:Aspects of Language and Style in The Owl and the Nightingale(春風社、2016 年):玉川 明日美
略年表
後藤 和彦
蒲池 美鶴
2015年度立教英米文学会 講演会より
メルヴィルの詩学──『白鯨』におけるサウンドスケープ:関根 全宏
二十世紀イギリスの伝記文学について─ゴスとストレイチー:富士川 義之
2016年度論文題目一覧
2015年度卒業論文より
フラナリー・オコナーとマイノリティ性 ──短編小説における子どもの表象:チョードリー真夢
古英語burg の歴史的変遷と地名要素 ─その地理的分布と言語変化の痕跡─:小河 舜
The Awakening における「女性性」への挑戦:山手 薫

第76号(2016年)

Robert FrostのNew Hampshireにおける男性性の問題と女性たち:朝倉 さやか
流血のテクスト Nathaniel Hawthorne の“Chiefly about War-Matters”と“Northern Volunteers”:藤村 希
Transcription and Edited Text of De Regimine Principum (ff.91v-93r, ll.5097-5187) by Thomas Hoccleve: Edinburgh University Library MS 202:濱田 里美
白人ヒロインを物語るということ Zora Neale Hurston のSeraph on the Suwaneeにおける障害、優生学、正常化:石川 千暁
Pacific Overtures: Performing JapanJohn T. Dorsey
書評
The Old English Metrical Calendar (Menologium) (D.S. Brewer, 2015):小笠原 清香
『中世英語英文学Ⅰ─その言語と文化の特質─』(春風社、2015):岡本 広毅
略年表
John T. Dorsey
2014年度立教英米文学会 講演会より
不透明な眼球─「バートルビー」と不服従の詩学:山本 洋平
歴史と文学─歴史小説についての一考察:佐々木 徹
2015年度論文題目一覧
2014年度卒業論文より
The Eloquence of Silenced Victims:Listening to the Male Voice in The Bluest Eye:藤原 あゆみ
シャーロック・ホームズと犯罪者たち:楮本 晴菜

第75号(2015年)

エミリー・ディキンソンのファシクル24 と南北戦争:藤村 希
書評
『完訳エリア随筆I、II 正編』 上下巻(国書刊行会、2014年):熊谷 めぐみ
『ノワール文学講義』(研究社、2014年):倉田 麻里
『抵抗することば—暴力と文学的想像力』(南雲堂、2014年):水口 小百合
2013年度立教英米文学会 講演会より
フォークナーと「近代」——「エミリーにバラを」、憧憬と回帰:竹内 理矢
フォークナーと私:平石 貴樹
2014年度論文題目一覧
2013年度卒業論文より
Deconstructive Analysis of Sally Bowles as an American: Fake Femme Fatale in Cabaret:鈴木 あや
Passing における人種とセクシュアリティ:小林 美香
女性詩人の声を聴く—クリスティナ・ロセッティの詩と人生:徳永 弥咲子
航空用語における英語—専門用語の性質:堤 俊紀

第74号(2014年)

もう一人のOur Mutual Friend─ Mortimer Lightwood の考察:熊谷 めぐみ
書評
『ジェンダー研究の現在──性という多面体』(立教大学出版会、2013 年):朝倉 さやか
2012年度立教英米文学会 講演会より
これが“New Literary History of America” ですか:渡辺 利雄
ナサニエル・ホーソーンの南北戦争 ─ “Chiefly About War Matters” を読む:藤村 希
2013年度論文題目一覧
2012年度卒業論文より
Catherine and Heathcliff as Rebels: A Consideration of “That Glorious World” in Wuthering Heights:馬場 理絵
現代英語における綴り字と発音の不一致 ─教育的視点に基づく[発音注意]単語の分類─:鴇崎 孝太郎
Sister Carrie の語り手と作者の布置 ─ジェンダーと資本主義を巡る欲望の諸相─:伊東 泰幸

第73号(2013年)

ミューズである天使——スティーヴィー・スミスの詩と批評家——:木口 圭子
強意副詞の脱語彙化と語彙化——switheとfastの場合——:小笠原 清香
アフラ・ベーンThe Roverにおける女性描写の重層性——女優の身体と劇体験——:田中 ゆり
Thomas De Quincey’s Portrait of the Lake Poets:Individual Reality and Universal Ideal Akira Fujimaki Three Modern Japanese Writers: Natsume Soseki, Tokuda Shusei, and Higuchi Ichiyo Hideyo Sengoku Ezra Pound as an American Poet:
A Re-examination of“Hugh Selwyn Mauberley”Shinji Watanabe Ezra Pound’s “Seven Lakes” Canto:Poetry and Painting, From East to West Mark Byron
書評
『文化と文化をつなぐ——シェイクスピアから現代アジア演劇まで』(筑波大学出版会、2012年):牧野 美季
『亡霊のイギリス文学——豊饒なる空間』(国文社、2012年):高井 美紀子
『アメリカ文学のカルトグラフィ——批評による認知地図の試み』(研究社、2012年):横山 晃
2011年度立教英米文学会 講演会より
詩 と/は/が 私:中崎 一夫
2012年度論文題目一覧
2011年度卒業論文より
“THE MODERN FRANKENSTEIN”——怪物と生きる——:青山 愛
『もうひとつの国』における不自然な男らしさの意識——人種と性差の関わり——:菅原 あさみ
無意識の欲望の物語——Matthew Gregory LewisのThe Monk——:富田 美加子

第72号(2012年)

Nature and the Logic of Emerson’s Man-Making Nozomi Fujimura フルク・グレヴィルのペトラルキズム—『シーリカ』の2つの女性像とNature:岩永 弘人
fastとhardの意味拡張とその制約—通時態と意味構造の考察を通して—:小笠原 清香
Freedom and Moratorium: The Fiction of Walking in The Prelude Mikiko Takai 南北戦争から世紀末における男性性の変遷—『赤い武勲章』に読む矮小化された個人の意志—:横山 晃
書評
『詩集 日本の論理 ジャパンの叙情』(シメール出版企画、2010年):関根 全宏
2010年度立教英米文学会 講演会より
伝記的事実は作品世界への鍵?:佐藤 宏子
2011年度論文題目一覧
2010年度卒業論文より
The Reeve’s Taleにおけるチョーサーの演出的写実性:玉川 明日美

第71号(2011年)

The Flow of Time in Spenser's "Epithalamion"Fukushima Nahoko「自伝的」自伝作家を描きだす試み —Charles DickensのDavid Copperfield:猪熊 恵子
"trusteth wel, I am a southren man" —チョーサーと「荘園管理人の話」におけるイングランド北部:岡本 広毅
痛んだ身体への眼差し —『チャタレイ夫人の恋人』の位置:大西 寿明
書評
『ベケットとその仲間たち—クッツエーから埴谷雄高まで』(論創社、2009年):石川 太郎
『機械仕掛けの歌姫—19世紀フランスにおける女性・声・人造性』(東洋書林、2010年):小笠原 亜衣
『シネマとジェンダー—アメリカ映画の性と戦争』(臨川書店、2010年):小椋 道晃
The Boys of St. Columb's (The Liffey Press, 2010):高井 美紀子
2009年度立教英米文学会 講演会より
本のある人生—古書とともに50年:髙宮 利行
2010年度論文題目一覧
2009年度卒業論文より
"The Monster Made Up of Beauty and Brutality" —The Awakening にみる逸脱する身体とアンデルセン童話—:栗原 清香
学校教育における言語学的知識の伝達の意義と実践:久崎 政道

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