2022/05/14 (SAT)

立教大学大学院 文学研究科・キリスト教学研究科 大学院説明会のお知らせ(6月18日)

OBJECTIVE.

立教大学大学院文学研究科・キリスト教学研究科への進学を目指す方を対象にした大学院説明会を以下の要領で実施します。
また、大学院説明会の翌週に、各専攻の授業を公開します。公開する科目名、参加方法など詳細は文学研究科・キリスト教学研究科Webサイトに掲載します。

1.日時: 2022年6月18日(土) 14時〜15時【受付開始:13時30分】

2.場所: 立教大学池袋キャンパス 5号館 2階(受付:5205教室)

3.内容: 1)専攻の概要説明 2)教員による個別相談、現役大学院生による相談、院生室見学など
※事前予約不要

4.参考情報
こちらより入試要項(昨年版)等、入試情報をご確認いただけます。
随時、関連の資料を発表いたします。
授業公開の案内もこちら。

文学研究科

キリスト教学研究科

大きく変貌する現代社会において、新たな知的パラダイムを探求する8専攻

 人文学の精神は、人間を探求し、深く共感すること

 人文学は、文献や史料・資料に接しながら、総合的な人間理解を目的としています。個性溢れ、かけがえのない存在としての人間、家族や地域、会社、国家の中で生きる社会的存在としての人間、言語的・文化的・歴史的な存在としての人間について、一人ひとりへの視線を大切にしながら研究することに、人文学の眼目があります。文学研究科の8専攻のうち、日本文学、英米文学、ドイツ文学、フランス文学、史学、超域文化学、教育学の各専攻は、長い歴史と実績を誇り、これまでの伝統を生かしながら、現代社会が要請する諸課題を引き受けようとしています。比較文明学専攻では、人文学から出発しながらも従来の文科系と理科系、あるいは、人文・社会・経済・芸術といったこれまでの学問領域区分の壁を越えた、新しい学問領域の確立をめざしています。
 立教大学の建学の精神は、「キリスト教に基づく教育」です。それは、共に学ぶ者があって初めて、学ぶことそのものが成立すると教えます。同じ空間と時間を共有することで、協働の営為としての学問研究が成立し、より有意義なものになります。教員は、それぞれの専門分野における先輩として、みなさんに接します。

【期待する人間像】
 個別の人間理解から普遍を見とおす者

 立教大学大学院文学研究科は、現代社会が大学院に求める学術研究の高度化と優れた研究者養成、高度専門職業人の養成という役割を積極的に担っています。文学研究科では、人文学の学びを通して、課題を発見し、問題を分析し、総合的対応を探求する人間を期待します。かつてない変貌を遂げつつある現代社会において、過去を読み現在を分析し未来を測ることができるのは、人文学の力です。そして、個性溢れ、かけがえのない存在としての人間、家族や地域・会社・国家の中で生きる社会的存在としての人間、言語的・文化的・歴史的な存在としての人間について、一人ひとりを尊重する眼差しを大切にしながら研究し、その成果を社会に還元する人間を輩出することが、文学研究科の目的です。

自由な視点と精神で、キリスト教の幅広いテーマに取り組む

 21世紀のキリスト教学の拠点形成をめざす

 本研究科は、文学研究科組織神学専攻を大幅に拡充する形で、2009年4月に設立されました。立教大学のキリスト教は聖公会(アングリカニズム)の伝統を受け継いでいますが、キリスト教学研究科は特定の教派や信仰にこだわらず、エキュメニズム(全教会共働)の精神に立って、「キリスト教」をめぐる事象を、多方面から学術的に分析し研究する姿勢を重視しています。
 聖書学や聖書考古学、教会史、組織神学、宗教学、キリスト教に関わる音楽・美術史などいわゆる伝統的な学問技法だけでなく、より実践的なフィールドスタディやサーヴィスラーニング、あるいはオルガン演奏や聖歌隊指導などの教会音楽に関わる実技科目が多く設置されていることも大きな特徴です。このように、キリスト教をとりまく世界を、大学や研究室の中だけでなく、実社会とのつながりのなかで学ぶことをめざしています。
 本研究科は、立教大学の中でも建学の精神にかかわる研究・教育の場として重要な位置づけがなされ、11名の専任教員が丁寧な研究指導をおこないます。真摯な研究と熱意あふれる教育を通して、現代社会が必要とする21世紀のキリスト教研究の可能性を探りつつ、国際的な視点で日本ひいてはアジアにおけるキリスト教学の拠点形成をめざしています。

【育成する人物像】
 キリスト教を多方面から理解するスペシャリスト

 「キリスト教」をめぐる人間・世界、歴史・社会、芸術・文化を、その現象面からのみならず人間存在の深奥に分け入って理解する視点をもったスペシャリストを養成します。諸研究機関に属する研究者、大学・中高等教育機関の教員はもちろん、キリスト教等の宗教に精通し、社会での活躍が期待される人々の養成も目的とします。教会音楽分野では教会音楽家・オルガニスト・聖歌隊、フィールドスタディ分野では国内外の政府機関・国際機関・NGO・NPOなどで働く人々の養成をめざします。本研究科には、「神学・思想」「聖書・歴史」「芸術・文化」「フィールドスタディ」「教会音楽」の5つの分野を中心に、専門的かつ総合的な研究をする環境が整えられています。

文学研究科・キリスト教学研究科の入試情報は以下をご参照ください。

お問い合わせ

教務部学部事務1課

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