文学科日本文学専修 卒業生へのメッセージ

文学科日本文学専修教員から、卒業する皆さまへのメッセージです。

 日本文学専修を卒業される皆さん、おめでとうございます。教員一同、心よりお祝い申し上げます。
 今年は、新型コロナ感染症の影響のため、学科ごと、専修ごとの卒業式が行えないため、WEB上で挨拶の言葉を贈ることになりました。例年、日本文学専修の卒業式は、皆さんが学んだ5号館の教室で行われ、専修主任の挨拶⇒学位記の授与⇒学生証の返却⇒立教日本文学会への入会のお誘いなどの行事が行われます。学位記の授与の際は、一人一人のお名前を読み上げ、前に出て来ていただいて、証書をお渡しし、その都度拍手が教室に響きわたります。
 何より貴重なのは、専修の仲間が一堂に会して、お互いに卒業を祝う場であること。同じ場をみんなで共有するのは、入学してまもなくの専修ガイダンス、1年次春学期の日本文学研究法の授業以来のことですが、月日が経過し大学での経験が深まった上で、改めて集まることの意味はとても大きなものがあります。
 今年その大切な機会がもてないことは、本当に残念なことです。けれども、皆さんはこの1年間、離れていてもつながっているという経験を積み重ねてきたはずです。実現しなかった専修の卒業式について、ぜひ思い描いていただき、立教日文から皆さんがいっしょに巣立って行かれることの喜びを味わっていただければと思います。
 皆さんは入学以来、授業でも課外活動でもいろいろなことを学ばれたと思います。そこでの学びはこれから歩まれる人生に大いに生かされることでしょう。今年一年に限っても、社会は大きく揺さぶられました。これから社会はどう変わっていくのでしょうか。その社会の変化にしたがい、また皆さんが各方面で活躍されていくにしたがって、大学で学んだことの意味合いはいろいろ変わりかつ深まっていくことと思います。大学での学びは在学中で完結してはいないということです。
 日本文学専修で、さらに立教大学で結ばれた人とのつながりもまた、卒業したあともいつまでも続いていくことでしょう。それは同じ時を過ごした仲間との関係だけではありません。日本のどこにも、また海外にも、立教大学の卒業生、皆さんの先輩がたは数多く活躍されています。その人たちとの交流の機会もこれから意外に多く生じると思います。その時に皆さんの母校である立教大学は、実際に通っていた時とは別の意味で懐かしい場所として思い出されるだろう、ぜひそうあってほしいと願っています。
 これからの皆さんのご活躍を期待しています。
 改めて、本当におめでとうございます。
(文学科日本文学専修専任教員一同)