史学科 卒業生へのメッセージ

史学科教員を代表して、学科長と専修主任から、卒業する皆さまへのメッセージです。

史学科長 沼尻晃伸 教授

史学科卒業生の皆さん
 ご卒業おめでとうございます。桜の咲いた華やいだキャンパスで、皆さんの希望に満ちた笑顔を見ながら、努力の証である学位記をお渡しし、皆で祝福し合う・・・そのような場の設定ができないこと、誠に残念です。しかし、そのことで、皆さんが卒業までに史学科で学ばれたことが損なわれるわけではありません。入門演習や各ゼミでの報告レジュメとそこでの議論、数々の講義でのノート、フィールドワークでの写真や聞き取りの記録、そして卒業論文予備演習のレポート、卒業論文・・・人によって異なりますが、皆さんが自ら選んで履修された史学科の授業は、一つ一つ確実に皆さんのなかに蓄積され、今後、新たな社会に向けて羽ばたいていくうえでの力になっていくものと、信じております。どうかお身体にはお気をつけて、各々が定めた新しい目標に向けて、自信を持って取り組んでいってください。
皆さんのご活躍を心より祈念しております。

世界史学専修主任 四日市康博 准教授

史学科卒業生のみなさん
 ご卒業おめでとうございます。みなさん、史学科として在学中は様々な形で歴史にかかわり、何かを読み取ったことと思います。今後も身近な事象から海外の出来事まで様々な形で歴史に関わる機会があるはずです。歴史を認識する楽しさと大切さを忘れずに様々なことに挑戦してみてください。歴史に関わらない場面でも、大学で学び経験したことが生かせると思います。迷ったり息切れした時などは、一旦立ち止まって大学で学んだことを思い出したり、大学を訪ねてみたりするのもよいかもしれません。最終年度はコロナ禍で大学に行く機会が減ってしまったかもしれませんが、立教大学での大学生活の経験やそこで得られたものがみなさんの人生の拠り所のひとつとなってもらえればと思っています。今後のご活躍を心から願っています。

日本史学専修主任 後藤雅知 教授

 卒業されるみなさん、ご卒業、おめでとうございます。
 昨年に続けて、みなさんと相対して、一人一人への卒業証書の授与もできません。教員にも心残りはありますが、きっとみなさんも、最後は晴れやかな卒業式に臨みたかったのだろうと思います。卒業しても、そのあといつか、もしみなさんが個別に大学に来る機会があれば、そのとき、相対でお祝いしましょう。そんな時が来るのを密かに待っています。
 史料を読み解き、そこからどんな事実が読み取れるのかていねいに考え、自分なりの結論を導く。そのような過程をゼミなどできっと体験したことでしょう。信頼できるデータを探し出してそれをどう読み解くか、そしてどのような計画をたてて実行するか、社会に出てからのそうした行動に、大学での学びはきっと役立つはずです。史学科での学びを活かした、新たな社会でのみなさんのご活躍を祈念しております。

超域文化学専修主任 野中健一 教授

 ご卒業おめでとうございます。
 立教大学生として過ごした年月、池袋に通った日々、学生生活の1コマ1コマを将来の糧として生かしてください。
 勉強や研究を重ねてわかったことがあるいっぽう、まだまだ未知の課題があることもわかるようになったことでしょう。また、自分にできることは限られていること、だからこそ、いろんな人たちとつながっていくことの大切さも得られたでしょう。先人に学び、他の人たちとのつながりを築いて、より広くさまざまな視点から世界を見渡して、人間・自然の豊かさと歴史に立った社会の可能性を考え続けてください。そして。より豊かな未来を築く一人一人としてご活躍されることを心から願っています。
 みなさまのますますのご成長とご活躍を、心からお祈り申し上げます。