第9号(1980年)~第18号(1989年)『立教レヴュー』
第18号(1989年)
Contentsウィリアム・コリンズの詩観と詩人観:海老澤 豊
Light in Augustにおける家族構成:渡辺 忍
On "Focalization": Towards a Study of an Aspect of Narrative Structure:Keizo Kurokawa
Mrs. Ramsay's Immortality and Significance in To The Lighthouse:Nobuko Kawaguchi
The Se Relative and Its Recapitulation in Wulfstan's Homilies:Yoshiki Hattori
第17号(1988年)
Contents町の中の個人的空間—Winesburg,OhioとPoor Whiteの場合:高薮 理加
「左方転位」構文における定名詞句照応について:山崎 聡
“stories of my childhood”の語り手—ジェイムズ・ジョイス「姉妹」「出会い」「アラビー」:黒川 敬三
On Dichotomy Analysis of Verb Phrase Anaphora:Yuko Goto
第16号(1987年)
ContentsWilliam BlakeにおけるEternityとa moment of timeについて:星野 恵里子
蛇と女神—「レイミア」における劇的対立:海老沢 豊
シェイクスピアとダン—2人の反ペトラルキスト:岩永 弘人
アメリカ神話としての『偉大なるギャツビー』:石毛 径子
The Pearl as a Parable—Through the Imagery of Light and Darkness:Yoko Tashiro
未知なる空間への旅—”In a strange town”とWinesburg,Ohio:高薮 理加
ギャビン・スティーヴンスの正義と戦争—W.フォークナーのKnight’s Gambit:鬼塚 大輔
イシュメイルの自然と神について:小島 喜男
Subsets of the Notion of “Given/New Information”and Their Function in Discourse:Katsuyuki Sato
OE EQUIVALENTS OF SALVUN FACERE:Michio Nishinarita
第15号(1986年)
ContentsSteinbeck’s The Pearl as an Adam and Eve story:Yoko Tashiro
夢と迷宮—「聖アグネス祭前夜」小論:海老沢 豊
武者修業としての狩猟—ウィリアム・フォークナーの「熊」:鬼塚 大輔
‘同じ種類の理解’—『リア王』におけるリアの自己認識と、コーデリア、道化の献身について:高橋 祥恵
シンクレア・ルイスの家族観—『メイン・ストリート』と『バビット』をめぐって:高橋 守
Lord Jim におけるコンラッドの時間転換の手法の意義:谷田 恵司
ナサニエル・ホーソンと「自然」(Ⅱ)—「メリー・マウントの五月柱」試論:成田 雅彦
トウェインの過去の発見—Roughing It の語り手に関する問題:佐藤 利宏
古英語の動詞HATANの構造:西成田 道夫
プラトニズムへの回帰—『ソネット集』の‘Master Mistris’論:岩永 弘人
A Comparative Study of Raising Constructions in English and Japanese:Keiichiro Kobayashi
アンチクライスト(翻訳)—(後編):宮瀬 順子、岩永 弘人
第14号(1985年)
Contentsキーツの詩的空間—あずまやから神殿に至る道—:海老澤 豊
Foolの足跡—King Lear:Foolはなぜ消えたのか?:山縣 茂子
シェイクスピア『ソネット集』の対照法—ペトラルカとの比較において—:岩永 弘人
THE PERSONA AND THE IMAGE OF THE FATHER IN“THE COLOSSUS”“DADDY”AND“LADY LAZARUS”":Kunie Mizorogi
アイデンティティの不在—Pudd’nhead Wilsonにおけるトウェインの批判の眼:佐藤 利宏
ASPECTS OF THEME AND SOME RELATED CONCEPTS:Keiichi Narita
LATINの使役動詞FACEREのOE訳語:西成田 道夫
AN ANALOGICAL PROCESS IN EXTENSION THEORY:Keiichiro Kobayashi
アンチクライスト(翻訳)—(前編):宮瀬 順子、岩永 弘人
第13号(1984年)
Contents十四世紀に於ける認識動詞について:西成田 道夫
『アメリカの悲劇について』—ドライサーとクライド—:菅原 文彦
THOREAU AND LOGIC:AN ANALYSIS OF “SOLITUDE” IN WALDEN:Kazuhiro Sato
Authorial Intrusion in Light in August—人間の意識への探求—:高田 修平
「言葉の子」から「愛の子」へ—アイリス・マードックのA Word Child:谷田 恵司
ヴァージニア・ウルフの短編について—長編作家の分岐点—:星野 英樹
第12号(1983年)
Contents「黒衣の道化師」の怒号と沈黙:松田 建一
人生の午前と午後—セオドー・レトキの評価をめぐって—:照内 茂
A SENSE OF IMMORTALITY IN H.D.’S POETRY
The Mystery of “an echo of an echo in a shell”:Yumiko Sakata
Tough移動変形に関する制約の再考:小林 桂一郎
『ウォールデン』のヒンドゥ聖典の引用について:佐藤 和博
Margarete Macomber and the Criticヴァージニア・ウルフの『船出』—レイチェルの死をめぐって—:星野 英樹
ダンの「エクスタシー」の構造—一人称複数代名詞の変容について—:太田 雅孝
第11号(1982年)
Contents言語-動詞倒置構文の談話機能について:成田 圭市
『死の床に横たわりて』試論—創作方法上の存在意義:笹田 直人
シルヴィア・プラスとセオドー・レトキ:照内 茂
『ウォールデン』の儀礼と神話:佐藤 和博
再生の時を求めて—W.フォークナーの『八月の光』考:松田 建一
第10号(1981年)
Contents18世紀アメリカ演劇の展望—American Companyと劇場を中心に—:一ノ瀬 和夫
「見えない衣裳」を纏った<エピファニー>—ジェームス・ジョイス序論—:大神田 丈二
W.H.オーデン:「アキレスの楯」試論—祭儀喪失とその回復の必要性を歌った詩—:太田 雅孝
補充説の談話法制約:成田 圭市
第09号(1980年)
Contents恐怖の深淵—ディラン・トマス初期の詩とシュルレアリスム—:伊藤 敏明
ヘミングウェイ・ヒーローの誕生—“Big Two-Hearted River”について—:松田 建一
シザリアン・オペレーションの功罪—『荒地』草稿をめぐって—:杉本 孝子
Raising(主語上昇変形)について:小林 桂一郎
変形規則と機能的問題:新井 洋一