教育学科 在学生インタビュー

内藤 亮太さん 、杉本 彩夏さん、大平 航さん

2019/05/01

教育学科

OVERVIEW

教育学科の3名の在学生にインタビューしました。
(学年は初掲載時のもの)

学んだ上で選んだ小学校教諭という目標。

初等教育専攻
教育学科 4 年次 内藤 亮太さん
東京都 都立調布北高等学校出身


学ぶうちに明確になった小学校教諭という目標。
経験を積むため、学外のボランティアにも参加。


教育学科は、3年次から教育学と初等教育の2専攻に分かれます。私は2年間勉強してきた中で、次第に小学校教諭を目指したいと思うようになり、この専攻を選びました。ゼミでは日本における様々な教育実践について学んだり、外国、特にドイツの教育制度やシステムについての研究を行っています。実際にドイツ人の研究者を招いて講話を聞かせていただくといったこともありました。こうした高校までとは全く違う学びを通して、知識と同時に高いコミュニケーション能力や幅広いものの見方が身につきました。大学で同級生はもちろん、先生とも親しく接するようになり、異なる価値観や視点を持っている人たちと関わることが増えたからだと思います。また、授業以外でも小学校でのボランティアに参加。日本語がよく理解できていない外国人の児童の学習サポートを担当するな
ど、卒業後に向けて幅広い経験を積むことができています。
今のわたしを作る、この一冊。
ゼミで取り組んでいる海外の教育制度などについて触れた一冊。私が旅したキューバも取り上げられており、見てきた分、納得感があります。

子どもは未来の開拓者
工藤 律子 著
JULA出版局/2005年8月発行

教育社会学に触れて、自分の周囲の問題に目を向けられるように。

教育学専攻
教育学科 4 年次 杉本 彩夏さん
神奈川県 神奈川学園高等学校出身


家庭や社会における幅広い教育のかたちに興味を持ち
教育学を深く学びたいと思った。


教員志望ではありませんでしたが、学校に限らない、家庭や社会における幅広い教育のかたちに興味を持ち、教育学を学ぼうと思いました。そこで文学部内に教育学科が設置されている立教大学を選択。印象的だったのは、「教育調査実習3b」という授業でジェンダー問題について考えたことです。約100年前の貞操・堕胎・廃娼に関する論争について書物を読み解き、現代のジェンダー問題を考える授業でした。

取り扱っているテーマは決して昔のことではなく、現代を生きる私たちの近くにある問題として存在しているということを、毎週突きつけられました。この授業に限らず教育学科での学びを通して、自分の周辺や社会で起きていることに対して、様々な視点から捉えられるようになったと思います。

現在準備を進めているゼミ論文でも、「女性の生きづらさ」をテーマに据える予定です。こうした学びを生かして、将来は教育に関わる一般企業で働きたいと考えています。
今のわたしを作る、この一冊。
奔放な主人公が、自身の哲学に従って高校生活を一生懸命に、一方でその哲学に基づいて適当に過ごす様子が好きで、繰り返し読んでいます。

ぼくは勉強ができない
山田 詠美 著
新潮文庫/1996年3月発行

教員志望でなくとも学ぶべき教育学がある。

教育学専攻
教育学科 4 年次 大平 航さん
東京都 都立井草高等学校出身


教育学を生かせる場が多彩になった今、
社会教育の現場に興味を持つように。


もともと「教育に興味はあるが学校の教員になりたいわけではない」という、相反する想いが自分の中にあり、深く学ぶことでその想いを解消したいと思って教育学科を志望しました。そして、授業で社会教育という分野について学習。学校以外にも教育の場があることを知り、興味を持ちました。現在は社会教育主事課程を選択し、この分野を深く学んでいます。様々な地域で行われている社会教育や生涯学習について学ぶ「社会教育・生涯学習概論」や、指導案づくりから教員がどのようにクラスづくりを行っているかを学べる「特別活動の理論と方法」など興味深い授業が多いですね。所属するゼミは少人数ですが、学ぶ範囲が広いので取り扱うテーマも多彩で楽しいです。こうして学んだ知識を活かせる民間企業への就職を考えています。その中でも「人の役に立つことができる」「社会貢献度が高い」という理由で、人材業界に関心を持っています。
今のわたしを作る、この一冊。
大学に入学してから社会教育に関心を持った私にとって、教科書のような存在です。社会教育発展の流れを、この本を読むことで理解できます。

現代日本の社会教育 ‒社会教育運動の展開‒
千野 陽一 監修 社会教育推進全国協議会 編
エイデル研究所/2015年9月発行