教育学科 在学生インタビュー

山元 みのりさん、水口 晃希さん、飯島 結貴さん

2026/07/13

教育学科

OVERVIEW

教育学科の3名の在学生にインタビューしました。
(学年は初掲載時のもの)

対話で磨いた伝える力。教育の現場で役立てたい

教育学科初等教育専攻3年次 山元 みのりさん
東京都立教女学院中学校・高等学校出身


タイでのフィールドワークやボランティア活動で子どもと触れ合った経験を糧に。

1、2年次は専攻が分かれておらず、教育哲学、教育心理学といった教育に関して幅広く学びました。「なぜ学ぶのか」という根源的な問いを考え、日本の教育現場が抱える問題点に向き合った経験は、将来、目指す小学校教員になった際にも役立つと思います。ゼミ活動では、話し合いたいテーマを出し合い、正解を求めない自由な哲学対話を行っています。以前は、自分の意見を主張することがそれほど得意ではありませんでしたが、教員も学生も対等な立場で話し合う哲学対話を通して、自分の意見を人に話すことの楽しさを知り、伝える力がついたと感じています。ゼミ活動の一環で訪れたタイのスラム街の子どもたちとの対話や山奥での宿泊、豊島こども大学のボランティア活動なども印象深いです。一人ひとりの子どもに寄り添って、親身に話を聞く教員を目指します。
今のわたしを作る、この一冊。
十五歳の主人公の苦悩や葛藤からどう生きるかを考えさせられる本で、自分の生き方や価値観を見つめ直すきっかけになると感じました。

君たちはどう生きるか
吉野 源三郎 著
岩波書店/1982年11月発行

人や企業の挑戦を支える存在でありたい

教育学科教育学専攻3年次 水口 晃希さん
東京都城北高等学校出身


人との関わりによる成長を学術的に理解し、教育の役割を社会と絡めて学ぶ。

高校3年生のとき、生徒に真摯に向き合う先生と出会い、教育学への関心が高まりました。そこで、人との関わりによる成長について発達心理学や学習理論を通して研究し、社会に貢献したいと思い、教育学専攻に進学。現在は、教育社会学に取り組み、移民問題をテーマに研究を深めています。移民というと、悪いイメージを持たれがちですが、個人の努力や能力ではなく、環境や制度、地域社会との関係などを焦点に、どのような思想に至るのかを研究しています。研究や仲間との議論を通して、問題を表面的に捉えるのではなく、背景にある構造を読み解くようになりました。対話によって問題を解決する力が養われたと感じています。卒業後は、人の挑戦や企業の課題解決を支える仕事に就きたいと考えています。大学で身につけた、多様な視点で物事を見る力を活かしたいです。
今のわたしを作る、この一冊。
現代人の持つ無意識な傲慢さを見直すきっかけになりました。

傲慢と善良
辻村 深月 著
朝日新聞出版/2019年3月発行

小学校教員に必要な知識と技能を実践的科目で習得

教育学科初等教育専攻3年次 飯島 結貴さん
埼玉県立教新座高等学校出身


子どもの個性や特性を理解し最適な支援方法を考える力を磨く。

教育学科では、教育現象を心理学、社会学、哲学など幅広い学問分野から考察し、人間を多角的に分析する力を身につけることができます。私自身、一つの問題に対して、複数の視点からアプローチし、より深い理解と柔軟な思考ができるようになりました。これは、子どもや学習者一人ひとりの個性や特性を理解し、それぞれに適した支援方法を考える力につながっています。また、教育心理学や発達心理学による人間の成長過程への理解、国語や算数などの「各教科教育法」や「特別支援教育」など実践的な教職専門科目で小学校教員としての知識と技能を習得。ゼミ活動では、「我が国におけるインターネット依存の予防策」というテーマで、現状と課題を踏まえた予防策の構築に取り組んでいます。先行研究の批判的討論、文献調査など学術論文を読み解く力や研究内容を客観的に評価する力が磨かれます。
今のわたしを作る、この一冊。
中学生のときに読んだこの本から「不可能はない」という信念と前進する勇気をもらいました。将来教壇に立つときも、「可能性を信じる力」を子どもたちに伝えていきたいです。

不可能を可能にする大谷翔平120の思考
大谷 翔平 著
ぴあ/2017年3月発行

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