教育学科 在学生インタビュー
風間 柊人さん、小齊平 礼香さん、原尻 真汐さん
2025/06/24
教育学科
OVERVIEW
教育学科の3名の在学生にインタビューしました。
(学年は初掲載時のもの)
教壇に立つ日を夢見て経験を積み視野を広げる

教育学科初等教育専攻3年次 風間 柊人さん
広島県 広島城北高等学校出身
教育学科では、人文学系をはじめとした他学科の授業を受けることができます。教育以外の分野も幅広く学ぶことで視野が広がり、多角的な視点から教育について考えられるようになりました。3年次からは小学校教員として必要な、教科ごとに意識すべきことの違い、個々の児童への対応や学級運営についてなど、実践的な学びが増えています。模擬授業を行う際は、児童役の学生から想定外の質問があり、戸惑うこともありますが、授業の中で経験を重ねながら、教壇に立つ日に備えたいと思います。また、ゼミでは、教育心理学的な視点から「障がい」「発達」「学習」の3つの領域についての論文を批判的に検討、議論しています。文献を読む力や議論を起こす力、発展させる力が身についてきました。将来は、かつての私のように、「小学校生活が楽しい!」と児童に思ってもらえる教員になりたいです。
広島県 広島城北高等学校出身
多分野の学びで視野が広がり、実践的な学びで教員としての指導力を磨く。
教育学科では、人文学系をはじめとした他学科の授業を受けることができます。教育以外の分野も幅広く学ぶことで視野が広がり、多角的な視点から教育について考えられるようになりました。3年次からは小学校教員として必要な、教科ごとに意識すべきことの違い、個々の児童への対応や学級運営についてなど、実践的な学びが増えています。模擬授業を行う際は、児童役の学生から想定外の質問があり、戸惑うこともありますが、授業の中で経験を重ねながら、教壇に立つ日に備えたいと思います。また、ゼミでは、教育心理学的な視点から「障がい」「発達」「学習」の3つの領域についての論文を批判的に検討、議論しています。文献を読む力や議論を起こす力、発展させる力が身についてきました。将来は、かつての私のように、「小学校生活が楽しい!」と児童に思ってもらえる教員になりたいです。
今のわたしを作る、この一冊。

生徒が成長する姿に心を打たれます。先生は一人ひとりをよく見て、見守り、対話し、時に背中で生徒を導きます。その姿は教師の理想像の一つです。
暗殺教室
松井 優征 著
集英社/2012年11月発行
暗殺教室
松井 優征 著
集英社/2012年11月発行
教育の力で、より良い社会づくりを目指す

教育学科教育学専攻3年次 小齊平 礼香さん
東京都 頌栄女子学院高等学校出身
これまでに受けてきた教育を振り返ると、同じ教科でも担当する教員によって自身の理解度が異なりました。教員の役割の重要性を感じた経験です。そこで、教育の成り立ちや教育実践について学ぶことで自分にとっての理想の教育を追求したいと考え、教育学科を選びました。ゼミでは、現行の教育制度や授業をはじめとした教育実践の事例を取り上げ、その特徴や学力観を読み解いて評価しています。学生同士で議論を行ったあとには、改善策を含めたレポートを作成。理想の教育について考える上で、非常に有意義な時間です。もともと教員を志望していましたが、現在は人の助けになり、社会をより良くすることにつながる仕事全般に興味を持っています。教員は教育を通して子どもたちの未来を助ける仕事ですが、私の考える教育とは「人に伝える」という営みそのもの。教育学科での学びはどんな場所でも活かすことができると確信しています。
東京都 頌栄女子学院高等学校出身
教育実践の事例を通じて自分にとっての理想の教育を追求する。
これまでに受けてきた教育を振り返ると、同じ教科でも担当する教員によって自身の理解度が異なりました。教員の役割の重要性を感じた経験です。そこで、教育の成り立ちや教育実践について学ぶことで自分にとっての理想の教育を追求したいと考え、教育学科を選びました。ゼミでは、現行の教育制度や授業をはじめとした教育実践の事例を取り上げ、その特徴や学力観を読み解いて評価しています。学生同士で議論を行ったあとには、改善策を含めたレポートを作成。理想の教育について考える上で、非常に有意義な時間です。もともと教員を志望していましたが、現在は人の助けになり、社会をより良くすることにつながる仕事全般に興味を持っています。教員は教育を通して子どもたちの未来を助ける仕事ですが、私の考える教育とは「人に伝える」という営みそのもの。教育学科での学びはどんな場所でも活かすことができると確信しています。
今のわたしを作る、この一冊。

中学生の時に読んだ本です。幾度も変化に揺さぶられた男性の生涯を描いた作品で、誠実に生きるという今の姿勢は彼から学んだのではないかと思います。
塩狩峠
三浦 綾子 著
新潮文庫/1973年5月発行
塩狩峠
三浦 綾子 著
新潮文庫/1973年5月発行
実際の現場での学びを大切にする

教育学科教育学専攻3年次 原尻 真汐さん
埼玉県 大宮高等学校出身
中学時代の恩師の影響で教員を志望。実践的な知識に加え、心理学なども幅広く学べる教育学科で、学校教育に対して抱いていた違和感や疑問を解消する糸口を見つけたいと考えていました。大学ではさまざまな教育の環境を訪れ、学ぶことができています。ゼミの合宿で訪れたタイでは、環境の整っていないスラムで行われている教育や、本の重要性を学びました。代表を務める学生ボランティア団体「豊島こども大学」では、大学や自治体、企業の力を借りながら、子どもたちが楽しんで学べるさまざまな企画を考案・実施。また、大学での学びを通して子どもの貧困問題に関心を持ち、子ども食堂での学習支援をはじめとしたボランティア活動も経験しました。現場に足を運ぶことで得られる学びは、かけがえのないものです。学校現場でどのような教育がなされるべきか、教育環境の整備のために何ができるのか、これからも考え続けていきます。
埼玉県 大宮高等学校出身
子どもたちと直接関わりながら学び、学校教育への考えを深める。
中学時代の恩師の影響で教員を志望。実践的な知識に加え、心理学なども幅広く学べる教育学科で、学校教育に対して抱いていた違和感や疑問を解消する糸口を見つけたいと考えていました。大学ではさまざまな教育の環境を訪れ、学ぶことができています。ゼミの合宿で訪れたタイでは、環境の整っていないスラムで行われている教育や、本の重要性を学びました。代表を務める学生ボランティア団体「豊島こども大学」では、大学や自治体、企業の力を借りながら、子どもたちが楽しんで学べるさまざまな企画を考案・実施。また、大学での学びを通して子どもの貧困問題に関心を持ち、子ども食堂での学習支援をはじめとしたボランティア活動も経験しました。現場に足を運ぶことで得られる学びは、かけがえのないものです。学校現場でどのような教育がなされるべきか、教育環境の整備のために何ができるのか、これからも考え続けていきます。
今のわたしを作る、この一冊。

中学生の頃に担任のおすすめで、朝読書の時間に読んだものです。人との繋がりの大切さを教えてくれたように思います。
生きるぼくら
原田 マハ 著
徳間書店/2012年9月発行
生きるぼくら
原田 マハ 著
徳間書店/2012年9月発行
※本記事は「文学部 学部案内2026」をもとに再構成したものです。
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。