キリスト教学科 学生の一日

キリスト教学科 長谷川 珠樹さん

2024/06/03

キリスト教学科

OVERVIEW

高校生の頃、美術館で見たミュシャの「磔刑図」に惹かれたのをきっかけに、絵画の背景にある文化や思想を学びたいと思うようになりました。そのためには芸術と関わりの深いキリスト教についての知識が必要だと考え、キリスト教学科への進学を志しました。学科での学びは想像以上に幅広く、哲学や生命倫理、フェミニズムに話が及ぶことも。多彩な分野に興味が広がり、教養を深めるよろこびを感じています。

キリスト教の学びから西洋芸術への理解を深める。哲学や社会問題、興味は世界に広がっていく。

キリスト教学科2年次 長谷川 珠樹さん
福島県白河高等学校出身

10:00
寮で朝食をとり、余裕をもって登校。


学生寮で暮らしているため、寮で朝食をとって登校します。和食と洋食が選べ、毎日の楽しみになっています。電車に乗り、30分かけて大学へ。1限がない日はゆっくり支度し、課題の確認を済ませて登校します。

10:45
聖書の一節や宗教哲学から絵画を読み解く。


学科の授業に加え、学芸員課程の授業も履修しています。2年次からはじまる学内実習に向けて、座学では知識をしっかりと吸収したいです。1年次に受講した「美術史Ⅰ」では、キリスト教関連の作品について学ぶ機会も。聖書や宗教哲学など学科の学びと結びつけて理解を深め、幅広い知識を得ることができました。

12:25
友人と合流してランチタイム。


ランチタイムは学科の友人と過ごします。雰囲気の良い第一食堂や、5号館にある「レストランアイビー」をよく利用しています。併設のベーカリーで焼き立てのパンを買うことも。ランチの選択肢が多いのは立教大学の魅力のひとつ!

13:25
キリスト教の基礎知識を身につける。


1年次の春学期に受講した「入門演習A1a」では、キリスト教学科で学ぶための基盤となる専門用語をはじめ、研究方法の基礎を習得。グループごとにテーマの設定から調査研究、プレゼンテーションまで行いました。私たちのグループはキリスト教美術をテーマに、ステンドグラスとキリスト教の関わりについて調査。今まではただ美しいと感じていたものを研究対象としてさまざまな視点から捉えることができ、芸術を学ぶための第一歩となりました。

15:10
静かに集中できる環境が日々を支えてくれる。


出された課題はなるべく当日中に着手するようにしています。図書館は蔵書が豊富で、調べものに困ることがありません。課題を終えたら、第二言語として学んでいるフランス語の予習や復習を。学科の勉強に加えて資格課程の勉強もありますが、忙しさより充実感が勝っているのは、静かに集中して取り組める環境があるからです。

18:30
学び以外のインプットから、深みのある人間に。


帰宅後はのんびり自分の時間を過ごしています。寮で夕食をとったあとは、好きな本を読んだり、音楽を聴いたり……。時間のある学生時代に人間性を高めたいです。1限の授業に備え、早めの就寝を心がけています。

西洋芸術への飽くなき探究心で、自身の世界を広げる。


ゼミでは絵画とキリスト教にフォーカスして研究することを考えています。学科の学びや学芸員課程で得る知識を基盤としながら、芸術、キリスト教、さらに博物館の関わりについて学びを深めていきたいです。

(学年は初掲載時のもの)

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